六甲山ビジターセンター Mt.Rokko Visitor Center

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2018年10月13日

「良薬は口に苦し」~センブリ~

六甲山でもだんだん数を減らしているセンブリ(千振)です。(リンドウ科センブリ属)布袋に入れた薬を湯に入れて振り動かす振出薬で、名前の由来は千回振りだしてもなおまだ苦く薬効も消えないことによるそうです。健胃薬として利用され、ドクダミ・ゲンノショウコとともに、民間三大薬草で有名です。六甲山ではちょうど今頃咲いています。5弁の花の咲き始めは、おしべの先の葯の黒さが目立ちますが、いつの間にか葯がなくなると、アクセントがなくなり少し違った花にも見えます。日があたると開き、暗くなると閉じます。茎をさわると丸くなく4稜形です。

10月中旬になると、六甲山記念碑台でもグッと気温が下がり、朝の10時で15℃前後になります。花から実の季節へといってもいいでしょう。上の写真は、ガマズミの実です。(レンプクソウ科ガマズミ属)春には白色の小さな花を多数つけるのですが、秋は赤色の実を多数つけます。このガマズミの実は、焼酎に漬けると良い果実酒ができます。また、昔から漬物の色付けに用いるなど天然食品着色料だったそうです。
ハイキング道を歩いていると、赤色や紫色・黒色・青色・黄色等々さまざまな色の実を見つけられます。
土日祝日には、記念碑台のガイドハウスには、山の案内人が駐在しています。何の実かな?などと分からない折はお尋ねください。