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“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2022年6月23日

梅雨の一休みに、自然たちは?!

一昨日の21日が夏至。水辺の半夏生の葉が白くなり始めるのと同じぐらいに、マタタビの葉も白くなり始めます。

記念碑台の周りで、白い葉が目立つようになってくると、その下に、マタタビ(マタタビ科)の花が咲き始まます。まだこの写真撮影をしたときは、丸いつぼみでした。この白い葉の目印が、虫を呼ぶ一助になるようです。白い葉を発見したら、その近くで花が咲いていないか、探してみてください。黄色の花粉のあるたくさんの雄しべをつけ、白い花びらが5枚の花です。

階段を降りると、華麗な紅の模様の入った花が咲いていました。

バイカツツジ(ツツジ科)です。先日、広島の方からガイドハウスに電話がありました。『六甲山のバイカツツジは、いつ頃咲きますか?}という問合せでした。広島から、バイカツツジを観に来られるということです。こういう問合せは、うれしいですね。『咲き始めましたよ。』と伝えられれば、いいのですが・・・。

旧六甲山ホテル観察コースの二つ池に近づくと、コロコロコロ、コロコロコロとカエルの大合唱が聞こえてきます。少し霧が出てきたので喜んでいるのかもしれません。しかし、私が近づくと合唱が一旦、シ~ンと止んでしまいました。やっぱり警戒されるのでしょう。池の上を見ると、何と今年の卵の泡の多いこと多いこと。

モリアオガエルの卵があるのは、分かるでしょうか?約2週間で雨が降ると、泡が溶け出して卵から、オタマジャクシが、下の池へ飛び出していきます。私が池から遠ざかると台合唱が再開しました。

私の好きな花が咲き始めています。

ヤマシグレ(ガマズミ科)です。名前もシャレているでしょう。暑さも忘れそうな出で立ちです。しかも、レッドデータの貴重植物です。六甲山は、約1700種の植物が自生していると言われていますが、年代の古い図鑑を見ると、見たことのない植物によく出くわします。貴重植物がどんどん減っているのでは、と危惧を抱くのは私だけではないと思います。そんな植物には、温かくそっと見守ることにしましょう。

足元を見ていると、小さな二人組の花が咲いていました。

写真なので、大きく見えますが、花びらの長さは、約5mmでしょうか。いつも2つの花がペアで咲くツルアリドオシ(アカネ科)です。実もこのペアで一つ作るのです。だから、実には、2つの花の跡がついています。

今日の朝10時の気温は20℃、午後3時の気温は22℃と比較的過ごしいいのですが、少し湿気が高くなってきているのは感じますね。風が吹けば爽やかなのですが・・・。

今日も、ガイドハウスには、自然について尋ねてくる来館者が何組かいました。バイカツツジのこと、マタタビのこと、それから「アナグマは六甲山のどこら辺にいますか?」など。来館者の興味関心を聞くと楽しいものです。

そろそろアジサイの仲間でも、コアジサイは終盤。ヤマアジサイ、ガクアジサイ、セイヨウアジサイが花盛り。タマアジサイは、まだですね。

どうぞ、記念碑台へ自然見物においでくださいね。

 

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