“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2024年4月25日
昨日は雨で寒い一日でしたが、今日は打って変わって、快晴でとっても気持ちの良い六甲山です。シジュウカラやセンダイムシクイやウグイスの声を聞きながら散策しました。ため池のそばを通るとカエルの鳴き声もして、色々な木の新芽もすくすくと出始め可愛いです。
アラカシ(ブナ科)の褐色の若い葉 シロダモ(クスノキ科)の白い若い葉
今年ヤブツバキの花が咲くのは遅かったですね。去年の夏~秋が暑すぎて蕾ができにくかったからです。(20℃にならないと蕾が出来ない)なのでまだ花が残って綺麗に咲いています。
ヤブツバキ(ツバキ科)
この間までは黄色の花が多かったけれど、白い花・紫の花が多くなりました。今見頃はラショウモンカズラです。名前が面白いですが、大きな花冠の形を平安時代に渡辺鋼が羅生門で切り落とした鬼女の腕に喩えたとのことです。白い花では花後に走出枝を伸ばすツルカノコソウ、紫色の花では仏具の”華鬘”に似ているムラサキケマン、別名ジゴクノカマノフタのキランソウ、花後茎が匍匐し、茎から発根して隣の垣根を通り抜けるカキドオシ、筑波山で発見されたツクバキンモンソウなど、どれも可愛くてしゃがんで見とれてしまいます。
ツルカノコソウ(スイカズラ科) ラショウモンカズラ(シソ科)
ムラサキケマン(ケシ科) キランソウ(シソ科)
カキドオシ(シソ科) ツクバキンモンソウ(シソ科)
もうすぐ美味しい実のなるイチゴの花もいっぱい咲いていました。楽しみです。一番美味しいのはナガバモミジイチゴです。
ナガバモミジイチゴ (バラ科) ニガイチゴ (バラ科)
クサイチゴ(バラ科)
他にも新芽の美味しいタラノキ、アケビの柔らかいツル(さっと湯がいて食べる)などもいっぱい見られました。
、
タラノキ(ウコギ科) アケビ(アケビ科)のツル
面白い形の植物もありました。性転換(栄養状態により雌雄が決まる)するコウライテンナンショウという変わった形の花です。
コウライテンナンショウ(サトイモ科)
皮膚がかぶれる恐ろしいいツタウルシが至る所にいっぱいあるので、注意が必要です。
ツタウルシ(ウルシ科)
新芽が赤いアカメガシワでスタンプ遊びをすると楽しいですね。ビジターセンターの園地で四葉ならぬ五葉のクローバーを見つけました。初めてでとても嬉しくなりました。いい事があるかな~?
アカメガシワ(トウダイグサ科) 五葉のクローバー
すがすがしい六甲山での散策。この時期とても気持ちのいい楽しいひと時を過ごせます。是非足を運んでみてください。
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