“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2024年7月5日
梅雨の雨は一段落して中休みです。一気に真夏の暑さとなり、街では熱中症の話題で大騒ぎです。
六甲山上の今朝の気温は25℃で、室内は蒸し暑くてガイドハウスでは扇風機が大活躍です。
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野外を歩けば、日向では真夏の暑さが感じられますが、日陰は涼風が吹き抜けて爽やかです。
南向きの斜面を下っていくと眼下にはポートアイランド方面が良く見渡せます。大阪湾の遥か彼方には、金剛山の奥にうっすらと大峰山系の山並みが浮かんでいます。
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早速、夏の六甲山の風物詩が出迎えてくれます。聞こえてくるのは声高らかに囀るホトトギスの鳴き声です。ソウシチョウも負けてはいません。張り合うようにお互いが共演してにぎやかです。
目を楽しませるのは何といってもアジサイです。観察路を歩けば赤、青、紫、白と様々な色合いで咲き誇っています。中でも目を引くのは青色のアジサイです。六甲ブルーと呼ばれて六甲山のシンボル的な花と言えます。アジサイの色合いは地質や肥料の影響によって変化するとされ、花崗岩質の六甲山では花が青くなる傾向があるようです。
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アジサイの仲間では六甲山で見つかった花としてシチダンカも見逃せません。。ヤマアジサイの仲間で花は八重咲です。江戸時代にシーボルトが「日本植物誌」に紹介してから幻の花とされていました。1959年(昭和34年)に六甲ケーブルの近くで発見され、その後は挿し木で植栽して六甲山周辺などに広がっています。
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この時期に見て楽しめる花はアジサイだけではありません。
頭上に薄紫色の可愛らしい花を付けるのはムラサキシキブです。秋には美しい紫色の実を付けるので知られていますが、花も紫色です。
六甲山上にはこんな花もよく見られます。カンザシギボウシというギボウシの仲間で分布地は限られます。別荘地の植栽が広がったものでしょう。
六甲山随所で樹木につるで這い上がるのはテイカカズラです。風車のような形状の花が可愛らしくて印象的です。
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六甲山もいよいよ真夏モードです。
酷暑の街を逃れて、風爽やかな涼風を求めてぜひ遊びに来てください。
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