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六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

ブログ

2021年10月20日

ラストを飾る花と盛りの実

昨日(10/19)、六甲山上を歩きました。歩いていると丁度いいのですが、立ち止まっていると少し寒く感じる日でした。そろそろ花は終盤戦。出会えるだろうか?と思いつつ・・・。

黄色の花がありましたが・・・。

ジシバリ(別名イワニガナのキク科)が咲いていました。本当なら春に咲く花です。どうしてだろう?

よく見ると、その周りが刈られていました。環境の変化に刺激を受け、びっくりして花を咲かせたのでしょう。季節を間違えて咲いてしまうことを時知らず、とも言いますが、この場合もそう言っていいのでしょうか?

次に出会った花は、今の季節に咲く花です。

センブリ(リンドウ科)です。花びらは、5枚のものと4枚のものがあります。ドクダミとゲンノショウコと合わせて、3大民間薬として、昔は重宝されていたようですが、千回煎じても、薬効が減じないので、センブリという名前になっているとか。とても苦いのですが「良薬は口に苦し」と思って飲んだことでしょう。

もう一つ、花を発見。 

キチジョウソウ(キジカクシ科)です。漢字では吉祥草と書きます。吉祥というのは、”よい前兆”という意味で、この花が咲いた家には、吉事があるという言い伝えがあります。この花を植えている家を時々見かけますね。草の根元を見ると、イチゴのようにランナーを出しています。よく集まって咲いているのは、この増え方だからですね。

花よりも実をよく見るのがこの季節。

これは何の実かわかるかなあ?

この花は、8/1のこのブログに掲載されています。

ホツツジ(ツツジ科)です。花が穂のようにつけるから、ホツツジという名前になりましたが、実も同じようですね。六甲山の標高の高い所で比較的よく見られます。これだけ実をつければ、種も多くできるでしょうね。

次の実も、8/1のブログに花が掲載されていました。

ヤマホロシ(ナス科)です。日光に照らされて、とても瑞々しく感じられる実ですが、食べてはいけません。鳥は食べられるようですが・・・。

最後は、5角形の実です。

これは9/17のブログに花が掲載されています。何か分かるでしょうか?

ツルニンジン(キキョウ科)です。花も大きく目立ちますが、実も面白い形ですね。ツル性ですので、思わぬところに現れます。この植物の根が、高麗人参の根に似ていることから、この名前になったそうです。

花たちにとっては、ラストの季節です。これからは、実が目につきます。六甲山記念碑台にあるガイドハウスでは、土日祝日の11時と1時半から観察会をしています。無料で予約なしです。ガイドハウスに訪れるだけです。

たくさん実を見つけにきてください。

 

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