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2020年8月27日

今、紫色の花が多いのはなぜだろう?

今日の記念碑台ガイドハウスの気温は、午前10時で、もう29℃。心地よい風に期待して過ごしています。

ガイドハウスの前に、ちょうど紫色の花が咲いています。

この花は、六甲山ではあちらこちらに見られ花期が長く、6月ごろから10月まで咲きます。藤色をしている花が、房状のように多くついているので、フサフジウツギ(ゴマノハグサ科)と呼ばれます。

真っ青な明るい天空が眩しくて、地面に目をやると、何か咲いています。しばらくして目が慣れてくるとわかってきました。小さな紫色の花です。

かわいい花でしょう。だからでしょうか、キツネノマゴ(キツネノマゴ科)と言います。花の後ろに写っている花穂が、子どものキツネの尻尾に似ていることから、この名前になったようです。よく見ると、ここかしこに咲いていました。

偶然、紫色の花が目に入りましたが、この時期は紫色の花が多いのでしょうか?そう言えば、今咲いているアキノタムラソウ(シソ科)やツルボ(キジカクシ科)、ヤブラン(キジカクシ科)などの紫色を思い浮かべることができます。紫色の好きな昆虫が活発に行動する時期なのかもしれませんね。

他に、紫色の花はないかなあ?と探していると、見つかりましたよ。少し湿り気のある所で発見。

アカバナ(アカバナ科)です。花の真ん中にあるこん棒のような大きな雌しべは、ユニークですね。夏が過ぎると、葉が赤くなって食用になることから、赤葉菜(あかばな)という名前になったそうです。

つる性の植物たちが生い茂っている場所でも、紫(藤)色の花がありました。

ボタンヅル(キンポウゲ科)やスイカズラ(スイカズラ科)などが絡まる中にありました。ツルフジバカマ(マメ科)です。花びらの形を袴に例えたようで、つる藤袴と名付けられたようです。

それから、もう一つ、これは、記念碑台周辺にある特殊なツユクサ(ツユクサ科)です。これは、紫色ではありませんが、特に今日、鮮やかに見えましたので。

知る人は、「メガネツユクサ」と呼んでいます。なぜ、眼鏡なのかは、写真を見ると分かりますね。

今日は、六甲山小学校の子どもたちが、記念碑台の目の前のツゲ池で学習していました。子どもたちの歓声を聞くのはいいものですね。

夏の終わりごろから秋のスタートを飾る紫色の花を見つけに来るのも一興ですよ。それから、メガネツユクサも。

土日祝日の約1時間の自然観察会は、無料で予約なしで行われています。ぜひ、記念碑台へお越しください。