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六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2024年4月19日

六甲山は桜の季節

街では桜が散ってお花見シーズンは終わったのですが、桜前線は山を駆け上がって六甲山上にやってきました。とはいっても山上の桜はソメイヨシノではなく自生種のサクラです。今日は、その様子をお届けするとともに、記念碑台南側の陽当たりが良い霧が谷コースを歩き、次と咲き出した草花の様子をご紹介します。

視界が開けると、眼下の谷筋には桜の花。赤い葉と薄い桃色の花が混じっているのはヤマザクラの特徴です。桜の彼方には摩耶山が遠望できます。ヤマザクラは六甲山では全体的に分布していて春の六甲山を象徴する植物の1つです。

ヤマザクラと摩耶山の遠望

別荘地帯の坂道を下っていくと斜面の随所に桜の花が見られます。

 

花が白い桜も点在しています。緑色の葉と白い花が混じっているのはオオシマザクラの特徴です。

青空をバックにして白い花は一段と鮮やかです。オオシマザクラは近畿地方には自生していませんが、あちらこちらに植栽されています。桜餅や桜茶として食用に用いられるので好まれるのでしょう。

オオシマザクラ

オオシマザクラ

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坂道を下りきると桜のトンネルを通ります。街で見るソメイヨシノとの違いの1つは樹高です。ヤマザクラは空高く枝を伸ばして花を付けます。街とは違って自然の姿を見せる桜が楽しめるのが六甲山の良さですね。

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春を代表する植物が桜なら、秋を代表する植物はモミジでしょう。紅葉と言えば秋の紅葉が鮮やかですが、今の時期も新芽が展開したばかりの葉が赤く色づくのでモミジらしさを感じます。次の写真は開き切ったモミジの葉ですが、緑色に替わって夏の様相です。この時期のモミジは生える場所などによってさまざまな姿を見せています。

開いたばかりのモミジの葉

夏姿のモミジ

 

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ヤマザクラもモミジも葉が開くときに赤く色づいて奇麗です。他の樹木の葉や花も白や黄色、ピンク色などの様々な色で山肌を春色に染めます。春の芽吹きの季節は秋とは違った趣が楽しめるので、私はこの季節の山が大好きです。

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さて上ばかり見ていないで目を足元に移しましょう。明るい道端には暖かい日差しを受けて春の花達 が次々と現れます。青紫色の花はカキドオシ、キランソウ、黄色い花はヘビイチゴ、白い花はナガバモミジイチゴです。

 

 

スミレの花の種類も増えてきました。最もよく見るのは薄紫色のタチツボスミレで随所に群生しています。小さくて白い花が可愛らしいのはツボスミレ(別名ニョイスミレ)。白い花のスミレはあまり見かけないので貴重です。

タチツボスミレ

ツボスミレ

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いかがでしたか。六甲山は今まさに花盛りです。気候も温暖で過ごしやすく散策や自然観察にうってつけの季節です。こんな姿を写真で見るだけではもったいないと思いませんか。今の時期こそ家に籠らず山へ出かけて自然を満喫しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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