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2019年2月24日

高山植物園の冬季特別開園と
森林植物園の花々

六甲山には、六甲山ビジターセンターから東に徒歩約30分で高山植物園があり、西に徒歩約2時間近くで森林植物園があります。

高山植物園は、3月15日までは、閉園ですが、2月23日・24日と3月2日・3日・9日・10日の土日は、特別開園しています。

森林植物園は、標高が少し低いからか、定休日の水曜と年末年始以外は、開園しています。

花の少ない時期ですが、植物園では咲き始めた花々がありますよ。

金色に輝くフクジュソウ(キンポウゲ科)です。一番に春を告げる花ということで、「福告ぐ花」が転じて「福寿草」の名になったそうです。両方の植物園で見られました。

赤茶色で光っているのは、ザゼンソウ(サトイモ科)です。岩穴の中で、僧侶が座禅をくんでいるように見えることからこの名がついたそうです。標高が高いところを好むということからか、高山植物園で見られました。

小さな白い花がありました。5~6ミリメートルぐらいでしょうか。バイカオウレン(キンポウゲ科)と言います。植物学者の牧野富太郎が、好んだという花です。白い部分は花びらでなく、黄色の点に見えるのが花びらになるそうです。花が白いウメのようで、オウレンというのは、黄色い根という意味で、切断してみると黄色がはっきりしているそうです。どちらの植物園でも開花中でした。

コショウノキ(ジンチョウゲ科)が森林植物園で咲いていました。香りはほどよいのですが、実は胡椒のように辛いため、この名がついたとも言われています。

歩いていると、サッと前を横切るものあり。しばらくすると「一筆献上つかまつりそうろう」と聞こえたので、見上げるとホオジロが、サクラの木の枝の先にとまっているではありませんか。そぉっとカメラを向けて撮らせて頂きました。まるまると太っていました。

というように、植物園での花々は、咲き始めました。山々の自然の花々と比べてみるのもいいでしょうね。

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