六甲山ビジターセンター Mt.Rokko Visitor Center

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2018年12月2日

初冬の六甲山 記念碑台

12月 師走です。
早いものでもう今年も残すところ あとわずかとなりました。
表六甲ドライブウェイの途中、紅葉がとても綺麗でした。

六甲山上 記念碑台界隈の紅葉はピークを過ぎて来ましたが、
日の当たり具合によって色づき方が変わりますので、
木によってはまだまだ紅葉を楽しめ、場所によって違う色が楽しめます。

紅葉も終わりつつあるこれからは、こんなお楽しみもあります。
いい感じに色づいてきた、記念碑台園地のアジサイ。

アジサイは六甲山のドライブウェイなどあちらこちらに見られますが、
記念碑台周辺にもたくさん植栽されてます。
この季節、葉がすっかり落ちて裸になったアジサイの先に目をやると、
来年の春に咲く葉芽や花芽が、しっかりとついています。

アジサイの冬芽、葉痕です。
小さな冬芽の中には もうすでに春になれば 伸び出す花や葉。
枝が小さく包み込まれており 来るべき生命の季節の準備をしているのです。

冬芽というのは春になるといち早く葉や枝を伸ばしたり、
花を咲かせるために寒い冬を耐え凌ぐための植物の戦略。
冬は葉や花が無い植物が多く寂し気なイメージがありがちですが、
葉痕や冬芽、樹形にも植物それぞれの個性があって、おもしろいです。
少し大げさかもしれませんが、自然の小さな芸術のようです。

こちらは、ほわほわ ノコンギク(野紺菊)の綿毛です。
秋に薄紫の花を咲かせていたノコンギクもすっかり花も終わり、
冬のたたずまいとなりました。
冠毛とよばれる綿毛がついて、風で飛ばされるものですが、
この綿毛もいい感じです。

飛び去った綿毛の後には、
花を支えていた萼片がまるで花のように見えて、かわいいです。
自然というのは無に帰するまで気品のある美しさを留めています。
枯れた味わいとでもいいましょうか。
こんな風に歳を重ねたいなと、ふと 感じました。

今日は、比較的暖かな一日でしたが、
寒い季節になり、見どころがないものと思われがちですが、
よ~く見るときっとおもしろい発見があります。
じっくり見てみるのもおもしろいものです♪
この季節ならでは 春を待つ植物の生きる知恵に驚きつつも、
その愛らしい姿にしばし 夢中になることでしょう。

第1と第3の日曜日は、ビジターセンターで、
ゆる〜く、クラフトワークショップを開催予定です。

今日は、ハサミでちょきちょき♪六甲山でおなじみの
来年の干支のイノシシの切り紙ワークショップを開催し、みなさまに楽しんでいただきました。

六甲山ビジタービジターセンターは 今年度より、冬期も開館しています!!
12月~3月は、10:00~15:00 開館
毎週月曜日 休館(休館日が祝日又は振替休日の場合はその翌日)
年末年始休館(12月27日~1月5日)