六甲山ビジターセンター Mt.Rokko Visitor Center

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2019年6月1日

初夏を告げるホトトギスの声響く

花盛りだった春も過ぎ去り、いよいよ6月です。今朝六甲ケーブル駅を降りると、ホトトギスの声が出迎えてくれました。トッキョキョカキョクと聞こえるあの鳴き声です。

花盛りだった春が終わり、全山が緑に覆われる夏到来です。

6月はウツギの季節です。ヤブウツギが赤い花をつけています。白い花のウツギ、白と赤の花が混在するハコネウツギも所々で咲きだしました。

ヤブウツギ
ウツギ

紫陽花の仲間では、イワガラミの白い花が咲き始めました。六甲山の代名詞の一つのコアジサイは六甲ケーブルの車窓から薄紫色の花が眺められるので、六甲山上でもまもなく咲き始めるでしょう。

イワガラミ

近年気がかりな1つに、ミズキの虫害があります。咲き誇っていた白い花も終わり、葉が虫食い状態となっていました。昨年も虫食いがひどくて丸裸になった木が随所に見られました。キアシドクガの幼虫の仕業で、ミズキ、クマノミズキが被害を受けています。このガが成虫になると白い姿で乱舞する姿も各地で見られています。

ドクガというと毒々しいのですが、毒針毛を持つチャドクガなどとは違って人間が触れても被害はないようです。ガの命ははかないもので、成虫になって子孫を残すと短い一生を終えて、また来年には次の世代が今年と同じことを繰り返すのでしょう。

ミズキの虫害