六甲山ビジターセンター Mt.Rokko Visitor Center

ブログ

2019年3月20日

春のきざし

今朝(3月20日)の六甲山記念碑台のガイドハウスでは、午前10時の気温は15℃。春の日差しが燦々とふりそそいでいます。

植物たちは、暖かくなってきたなあ、そろそろ起きなければな、と話し合い始めているでしょう。そして、早起きの花を見つけましたよ。

コハコベ((ナデシコ科)

 まずは、コハコベです。六甲ケーブル山上駅からガイドハウスに登ってくる途中に咲いていました。花の中心に、めしべが、3つに分かれているように見えます。花びらは10枚のように見えますが、花びらの基部近くで2裂しているので、本当は花びら5枚なのです。花の直径は約5mmなので、よく見ないとわかりませんね。

タネツケバナ(アブラナ科)

この白い花は、タネツケバナです。苗代に種もみを播く準備をするころに花がさくから、この名前が付いたと言われますが、タネがやたらと飛び、あちこちで繁殖するからという説もあります。

ガイドハウスには、1か月以上前に環境学習プログラムで観察に使った冬芽が、変化してきました。枝の下端を水につけているだけで、1か月以上も生きているこの生命力には驚かされます。

オオカメノキ(レンプクソウ科)

オオカメノキの花が一輪咲きました。オオカメノキは、背の高い木が多いので、こんなに近くで花が見られるのはうれしいことです。

トチノキ(ムクロジ科)

トチノキの冬芽が展開しています。べたべたな冬芽の中から、こんな毛がいっぱいの幼葉が出てくるとは不思議ですね。

冬芽の成長ぶりは、今、ガイドハウスで見ることができます。春の目覚めは、どんどんすすんでいます。

山や植物の目覚めをぜひ見に来ませんか。