“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2024年12月24日
12月24日はメリークリスマス。
六甲ケーブル山上駅は、午前9時半に気温3℃。風もないので思っていたほど寒くありません。
案の定、ビジターセンターへの途中にある地蔵池は、少し凍っているぐらいでした。
地 蔵 池
今日は今年一年の最後のホテルコース巡り、1年の感謝を込め、コースのごみ集めをしながらまわります。
ホテルコースの二つ池は、北側にあるので、上池も下池も凍っていました。
上 池 下 池
昨年末は、雨が少なく上池の水が枯れていて、大丈夫か心配したものです。
モリアオガエルの生息地でもありましたから。
案ずるより産むが易しで、初春に雨が降り回復しました。自然の力は素晴らしい。
クリスマスの日の六甲山の自然たちは、どうして過ごしているだろう。
ツツジ類で初春に一番早く咲くアセビには、もうツボミがたくさん・・・
アセビ(ツツジ科)
彩色の少ないこの時期に、一番目立っているのは、ツルウメモドキでしょう。
ツルウメモドキ(ニシキギ科)
実が3つに分かれているのがわかるでしょうか?
ツルウメモドキと反対に、見過ごしてしまいそうなクサアジサイの今は・・・
クサアジサイ(アジサイ科)
3枚のかざり花が存在感をアピールしていますね、
春に芽を出すのをじっとこらえ待っている冬芽たちの様子もかわいかったり勇ましかったりしますよ。
まずかわいい冬芽は・・・
クロモジ(クスノキ科) イロハモミジ(ムクロジ科)
クロモジは、花の芽と葉の芽が分かれていて、丸い方から花が出て、長細い方から葉が出ます。
イロハモミジは、二つセットが目印。
次は、勇ましそうな冬芽です
ミズキ(ミズキ科) ホオノキ(モクレン科)
ミズキは、六甲山の高いところにある木です。
ホオノキは、1枚葉としては、日本で一番大きな葉なので、冬芽も大きいです。
クロモジもイロハモミジも、ミズキも赤い色をしているのに、ホオノキだけは白いですね、
どうしてでしょう。赤は紫外線から芽を守っていると考えられますが、ホオノキは、とても古い木なので、
まだ、紫外線から身を守る術を身につけていなかったのかもしれません。
そう言えば、ホオノキのモクレン科の冬芽は、コブシやタムシバのように赤でなく毛の生えているものが多いですね。
ホテルコースを周ってのゴミ集めで気の付いたことですが、山道はほとんどゴミがありません。
車道になるとゴミが落ちています。
地に足を付けて自然に近づくと、自然の大切さに気付くからでしょうね。
心配だったのが、枯れ葉の上に、タバコの吸い殻が何本か落ちていたことです。
さて、ガイドハウスに戻ってきました。
クリスマスツリーが迎えてくれました。ここは暖かい。
今回で、六甲山ビジターセンター発信のブログは最終回です。
2024年もあと7日となりました。
この1年も、ビジターセンター発信のブログを見ていただきたいへんありがとうございました。。
来年、2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
そして、記念碑台のビジターセンターとガイドハウスへもぜひお越しください。
来年は、1月7日(火)よりガイドハウスはオープンしております。
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