“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2022年10月4日
今日の六甲山は霧の中です。長袖1枚では肌寒く、10月に入ったことが実感できます。
ビジターセンターの展示室では今月から新たな特別展示が始まりました。
「六甲山のキノコ展」です。
出展したのはなんと高校生です。神戸市内の御影高等学校には環境科学部(通称キノコ部)があり、六甲山系とその周辺で採集したキノコの展示会や研究発表をとおして、六甲山の生物の多様性を伝えることを目的に活動されています。その一環として、ビジターセンターで展示会を開催していただきました。
今の時期は山を歩くと頻繁にキノコに遭遇します。台風に伴う雨の影響で、今年は特に多いそうです。しかし名前もわからず「キノコ」で終わってしまいます。野生のキノコは美味しそうに見えるても絶対に口に入れてはいけません。毒があるのかがわからないからです。キノコ展はキノコのことを知る良い機会です。ビジターセンターにお越しの際は、是非、キノコ展をご覧になってください。
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さて、外に出ると昼間でも暑さを感じることはなく、歩くにはぴったりの気候です。秋の草花が次々と咲き出しています。
ツリフネソウは今が盛りと随所に咲き誇っています。秋の六甲山で最もよく見られるノコンギクとの共演も鮮やかです。
秋はキクの花の季節。ノコンギクに続いてヤクシソウも咲き出しました。
アザミもキクの仲間ですが、六甲山でよく見かけるのはヨシノアザミです。岡山県の植物学者の吉野善介氏が発見したことから名付けられました。
サクラタデを見つけました。イヌタデやハナタデはこの季節には随所で見られるのですが、サクラタデにはあまりお目にかかれません。薄い桃色の美しい花で、他の蓼(タデ)よりも大きい花なので、見つかると結構目立ちます。
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10月は行楽の季節です。都会の喧騒を逃れて六甲山で秋の草花たちを見て、ビジターセンターでキノコのお勉強などいかがでしょうか。
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