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“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2023年5月18日

六甲山の北側の植物のご機嫌は?

六甲山の記念碑台にあるガイドハウスの今日(5/18)午前10時の気温は、ちょうど20℃。市街地は、きっと汗ばむ陽気でしょう。

しかし、ここ六甲山上では、風が吹けば爽やか気分に浸れます。

今日は、この記念碑台の北側の植物の具合をご機嫌伺に参りたいと思います。

その入り口に入る前に、早速黄色の小さな花が出迎えてくれました。

サンショウ(ミカン科)の花です。右の写真から、サンショウの葉が分かるでしょうか?

『山椒は小粒でピリリと辛い』という言葉にもあるように、実はまだありませんが、葉でも香りはたっぷりです。

六甲の尾根の北側に入りますと、一層涼しく感じるのは、気のせいでしょうか?

道端に出迎えてくれたのは、やっぱり黄色い花です。

ヘビイチゴ(バラ科)です。ヘビが出そうな草藪に生えるのでそういう名前がついたとか、また、実がまずくてヘビなら食べそう、ということでこの名前がついたとか、しかし、ヘビはイチゴを食べないし、ちょうどいい時期に食べると若干水分は少ないものの美味しいこともあります。花の真ん中には、めしべが多数あり、その周りにおしべが並んでいるのがわかるでしょうか?

次に出迎えてくれたのは、怖がらなくてもいいのですが・・・

左の赤茶色の斑点があるのが、キシダマムシグサ(サトイモ科)です。

右の緑色は、コウライテンナンショウ(サトイモ科)です。

どちらもヘビの鎌首をを持ち上げているように見えますね。今、この種類が多く咲いて?いますよ。

足元に小さなかわいい花を見つけました。

ニガナ(キク科)です。『苦い菜』という意味で、この茎を折ると、白い汁が出てきますが、これがとても苦いのです。でも、これを茹でるとなかなか美味しく食べられるそうです。

花びらの先のギザギザの模様がチャームポイントですね。

上を見上げると、ちょうど目の高さに花がぶら下がっているではありませんか。

ツリバナ(ニシキギ科)です。名前の通り、花が枝からつり下がっているように見えます。花の一番真ん中に、めしべがあり、その周りに5つのおしべが取り囲んでいるのが分かりますね。こんなほんのり淡い赤色で、虫たちが気づいてくれるのでしょうか?そのためにつり下がって見つけやすくしているのかもしれませんね。

今度の花も、小さくて見逃してしまいそうな花です。直径5~6mmの花です。

スノキ(ツツジ科)です。漢字では『酢の木』と書きます。その名の通り、この葉を前歯でカシカシ噛むと、お酢の酸っぱい味が出てきますよ。

六甲山には、ツツジ科が多いというのは、前回のブログでも紹介しましたが、この後は、2回続けてツツジ科です。

ウスギヨウラク(ツツジ科)です。色が薄い黄色ということと、花の形が、仏像の装飾である瓔珞に似ていることから、名前が付いたそうです。

別名は、ツリガネツツジで、これは、花が釣鐘状ということからですね。想像しながら名前をつけるのも楽しいものですね。

次のツツジ科は・・・

ベニドウダン(ツツジ科)です。ちょうどハナバチでしょうか?せっせと蜜を吸っているのでしょうか?こちらがカメラをむけても、一向にお構いなしでした。

今日の最後の花は、少し変わっていますよ。

ハナイカダ(ハナイカダ科)です。葉っぱの上に花が咲いているのです。

だいたい花の直径は4mmぐらい。

左は、雄花で小さなおしべが4本ずつありますね。右は、雌花で、一つだけのめしべがある花です。

今回の写真に紹介できなかった花たちもたくさんの種類があります。

正に、樹木も草本も花盛りです。ぜひ花散歩に来てくださいね。

 

 

 

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