“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2019年5月12日
今日の人出はすごい。何しろ記念碑台前の信号では、警備員が立つほどの賑わい。気温もグングン上がり午前11時過ぎには、24℃になりました。
今年度最初の環境学習プログラムは、「六甲マウンテンファーストエイド」ということで、山で起こるアクシデントについて、いかに備え、対処するかについて学ぶ活動です。午前中は、お話を中心に、午後は実習の予定です。
ツーデェーウォークの方たちも多く、記念碑台の芝生広場が11時ごろには一杯になるほどです。
お昼前、ガイドハウスの周りを散策すると、多くの花々に出会えます。
足元に、見逃してしまいそうなかわいい可憐な花を発見。
その名は、チゴユリ。漢字では「稚児百合」と書きます。小さくてかわいいという意味なのでしょう。ぴったりないい名前をつけたものですね。よく足元を見ないと踏んづけてしまいそうです。
少し歩くと、次は、木の花を発見。
その名は、シロヤシオ。白くて清楚な花を下向きに咲かせていました。別名はゴヨウツツジと言います。葉の数を数えると、5枚あるのがわかりますか?五枚の葉で、五葉(ごよう)なのですね。
その木の足元に黄色の花が咲いていました。
その名は、ヤブヘビイチゴ。ヘビが出そうな藪に生えているイチゴということから名前がついたそうでありますが、このイチゴ、あんまりおいしくないから、人間が食べないでヘビが食べるということから名前がついたという説もあります。
お昼になってガイドハウスに訪れた家族の方が、昆虫を連れてきてくれました。昆虫などに興味のある家族を見るとホッとするのは私だけでしょうか?さあて、これは何ていうのだろうか?ということでみんなで図鑑を引っ張り出し、鑑定したところ『ハリガネカメムシ』ではないか、ということに一件落着。と思っていたのですが、詳しい案内人の方によると、オオヘリカメムシとのことでした。そう言えば、肩のへり(縁)のあたりに特徴があるではありませんか。あの家族の方が、このブログを見てくれればいいのですが・・・。
午後からの環境学習プログラムの実習が始まりました。
テントを張りながら、安全や緊急時の際のことを話されていました。
「すごい勉強になるなあ。」と、受講された方の声が聞こえてきました。
ガイドハウスを起点とする自然観察会も、午前4名、午後6名が来られ1時間あまり自然相手に楽しんでおられました。
ハイキングあり、ランニングあり、サイクリングあり、ツーリングあり、環境学習プログラムあり、自然観察会あり、と賑やかな初夏を思わす一日でした。多くの方々が、六甲山に親しんで頂いて、いい日だったなあとしみじみ思うのでした。
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