“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2020年1月19日
今日の六甲ケーブルは、車窓から景色を眺める親子連れで賑やかでした。ビジターセンターに入るとすでに、本日開催の環境学習プログラム「六甲山子どもパークレンジャーを目指そう」の準備中で、子供たちも集まっていました。よく見ると六甲ケーブルで見かけた子供たちです。
今日のプログラムの主催は、毎度おなじみの「六甲山を活用する会」です。特別講師には人と自然の博物館の鈴木武先生も呼ばれていました。先生は飼育箱や採集用バケツなど大きな荷物を搬入していました。アカネズミやハムスターなど子供たちを喜ばせる小道具を用意していたのです。
代表の堂馬さんからごあいさつ、関係者紹介、暖冬で雪や氷遊びが楽しめないといった説明がありました。続いて講師の久門田さんから、冬の森の楽しみ方、カブトムシの冬の生活ぶりなどのお話がありました。また鈴木先生からはネズミなどの六甲山の生き物のお話がありました。
参加者自己紹介、外出準備を行い、参加者全員で記念撮影をしてから野外活動を開始です。いつもの活動場所のまちっ子の森に集まって、冬の森の植物のお話からスタート。
二つ池(上池)に移動。これまでの夏や秋と比べて水量が僅かです。
池をよく見ると氷が張り巡らされています。街っこは氷を見る機会がないのでしょうか。氷を触ったり、割って取り出したり、投げつけたりと大はしゃぎです。
周りの泥の中を探すと、大きさ2~3mm程度の小さな丸い生き物を発見。マメシジミだろうとのことですが、ネットで調べてもマメシジミは実態がよく分かりません。小さくて気づきにくく、実態もしっかりつかめていないようです。
元気な子供がトンボのヤゴも発見。寒い時期にも潜んでいるのですね。
これは何でしょう。先生がヤスデだと教えてくださいました。
寒いので1時間程度の予定でしたが、いつのまにか2時間近く経過していました。お腹がすくのも忘れて、寒さも気にせず夢中になっていたのですね。なお気温は2度、池の水は1度でした。
面白いと思った取り組みがあります。参加した子供に気に入った樹木を選んでもらい、名札を付けるとのことです。自分の名札が付いた木があれば、時々見に来るでしょう。また大きくなって子供ができた時に子供を連れてくれば、長いお付き合いができると思います。六甲の森の楽しみ方の一つですね。
帰り道に足元を見ると、可愛らしい赤い実を見つけました。ツルリンドウです。またマムシグサの実は、衰弱した最後の姿を残していました。
子供たちは寒さをものともせず、冬の森を楽しんでいました。「冬の森は緑が少なく花も少ないので楽しくない」と言ってるのは大人です。子供たちを冬の六甲山に連れてくると、きっと良い思い出になるでしょう。
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