“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2025年5月20日
急に暑くなりましたが、ここ六甲山ガイドハウスは午前10時の気温は16℃。心地良い風が吹いてとても爽やかです。六甲ケーブルを降りるとすぐ真っ白い花がテーブル状に咲いていた。ミズキという花で、今見頃です。春先に枝を切ると切り口から樹液が滴り落ちるためこの名がついたらしい。種が出来るころには鳥が沢山食べに来て多数のカメラマンで賑わいます。
ミズキ(ミズキ科)
ガイドハウスの南斜面の霧が谷コースと北側のホテルコースを歩いてみました。この季節は花が次々と代わり毎週歩いても飽きないです。黄色の花がたくさん咲いています。キツネノボタン・イワニガナ・コウゾリナ・オニタビラコ・ノゲシ・オニノゲシ・カタバミ…など。
キツネノボタン(キンポウゲ科) イワニガナ(キク科)
コウゾリナ(キク科) オニノゲシ(キク科)
ツツジ類も沢山観られました。モチツツジ・ヤマツツジ・ベニドウダン・珍しいツリガネツツジ(別名ウスギヨウラク)も満開で華やかですよ。ツリガネツツジは数が少なく今見頃で、花の形が釣り鐘に似ているから名付けられた。その近くでは6月に、人気のバイカツツジも咲くので楽しみです。
モチツツジ ヤマツツジ
ベニドウダン ツリガネツツジ
白い花のコバノガマズミ・ツクバネウツギ・ハクサンハタザオも負けじと咲いています。コバノガマズミは葉を触ると毛がありフワフワして気持ちいいです。よく似たミヤマガマズミは無毛で花はもう終わっています。ガマズミは葉も花序も大きく、花はこれからです。ミヤマガマズミ・コバノガマズミ・ガマズミの実は鮮やかに赤熟し、食べると酸っぱいが果実酒にすると美味しいですよ。ツクバネウツギは白い花ですが、よく似たコツクバネウツギは別名キバナツクバネウツギといって、黄色の花で、少し遅れて咲きます。茎が直立するのでハタザオと名のついたハクサンハタザオはよく見ると白い4弁花で蝶々のようで可愛いです。
コバノガマズミ(ガマズミ科) ツクバネウツギ(スイカズラ科)
ハクサンハタザオ(アブラナ科)
ムベの花も観られました。アケビは果実が熟すと口を開けるが、ムベは開裂しませんが、どちらも美味しく実がなるのが楽しみです。まだまだ先ですが…。
ムベ(アケビ科)
気候がよく次々とお花が観られるこの季節、六甲山に是非いらしてください。
お待ちしております。
2025年5月20日
2025年5月8日
2025年4月30日
2025年4月22日
2025年4月9日
2025年 (35)
2024年 (99)
2023年 (108)
2022年 (102)
2021年 (87)
2020年 (68)
2019年 (112)
2018年 (132)
2017年 (77)
2016年 (49)
2015年 (66)