2024年5月24日

夏を迎える山上の様子

夏が近づき汗ばむような陽気になってきました。

記念碑台の園地の植物も夏の葉が生い茂ってすっかり夏の様子です。

ブナもしっかりと葉が茂って夏の趣きを漂わせています。

近くの池にも木々の緑色を投影しています。

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イロハモミジは少し前に見たときには芽吹きと開花で春色でしたが、明るい緑色に変わりました。

メタセコイアは冬には葉がないのですっきりと聳え立っていましたが、今の季節は葉を拡げてどっしりと重厚な面持ちです。

白い花を付けている樹木を見つけました。ミズキです。枝葉をテーブル状に広げる姿が美しく、初夏の六甲山を象徴する樹木の１つです。

こちらの花は花序を葉の上にブラシ状に伸ばしています。

シラキです。秋には鮮やかな紅葉が目立つ樹木です。

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鳥たちも声高々に囀っています。ホトトギス、ツツドリ、センダイムシクイなど、いずれも「声は聞こえど姿は見せず」です。

春の六甲山上を鮮やかに赤く染めたヤマツツジはまもなく終盤を迎えますが、モチツツジはまだまだ見頃です。

ツクバネウツギも咲き出しました。よく似たコツクバネウツギは、花がクリーム色、愕片が２～３枚なので、この季節になれば見分けられます。

その後はバイカツツジ、夏の終わりからホツツジと咲いてツツジの季節は終わります。HHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH

今年はウツギの開花が遅くまだつぼみ状態です。深紅の花が目立つのがヤブウツギです。まもなく記念碑台ではハコネウツギも咲き出すでしょう。

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足元に目を移すと黄色の花が目立ちます。ニガナとハナニガナは花弁の数で見分けます。7枚以下ならニガナ、8枚以上ならハナニガナ。

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これまで足元を飾っていたスミレ類はいよいよ終わりです。最後まで残っているのがツボスミレ（ニョイスミレ）の白い花。このツボスミレが今年の見納めでしょう。

 

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春が過ぎ去っても次々と花を咲かせる山上の植物達。

さて次回はどんな植物が見られるでしょうか。