“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2021年1月14日
1月14日、幕の内を15日と考えると、ぎりぎりの『あけましておめでとうございます」です。
9時半に六甲ケーブル山上駅に降りると、気温は5℃でした。思いの外暖かく、これでは山上の池の氷は溶けているだろうかと、興味津々。まずは、記念碑台に上がるまでにある地蔵池です。
池の傍に、地蔵さんがあります。この池では、夏にアサザという黄色い絶滅危惧種の花が可憐に咲きます。凍結した氷の上に雪がかぶさっているので、知らなければ、池と思われないかもしれません。
記念碑台の信号まで来ると、ツゲ池があります。
凍った池の上には、思ったより雪は積もっていないので、スケートができそうなくらい平坦です。
ガイドハウスについてから、すぐにヴォーリス山荘方面にあるひょうたん池に向かいます。先日、ゴルフ場にキジが来ていたらしいので、今日はどうかなあ、と思いながら歩いていたのですが、ケーンケーンという鳴き声は、全く聞こえませんでした。それどころか、雪が音を吸収するのでしょうか、耳を澄ますと無音の世界が広がります。
少し溶け気味の雪の坂道を滑らないように用心して歩きます。右手にひょうたん池が見えてきました。
ひょうたん池の氷の上を野ウサギが通った足跡が残っていました。冷たくないのかなあ、はまらないのかなあ、と思いながら、ふと見ると、
野ウサギが、ターンしている足跡がありました。この写真の左手は、少し氷が薄いようです。危ないと思って引き返したのでしょう。よく見ているなあ、いや感じ取っているのかなあ、と感心感心。
次は、空池コースにある空池に行きました。
空池には、ガマという植物があります。手前に茶色い穂があるのがわかるでしょうか?その穂の中から、蒲団(ふとん)内部のような綿(わた)が出てきます。だから、ガマの漢字は、蒲と書きます。
この景色は、枯れ野という雰囲気です。
今冬は、昨年や一昨年と比べて寒く冷たい六甲山です。神戸の気温は、平均1月30日前後が一番低くなるそうです。そう考えると、まだまだ今冬は銀世界が見られますね。
ぜひ、六甲山の冬の顔を見に来てください。
また、記念碑台のビジターセンターでは、お湯のサービスをしていますので、来館の折はご利用ください。
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