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六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2021年3月13日

水滴たちと植物たち

今朝9時前に、JR六甲道から六甲山を見上げると、白くもやっていました。

ケーブル山上駅に着くと案の定、小雨が降っていました。気温8℃。

少し記念碑台に登り始めると、ハッとさせられ思わず足を止めてしまいました。

強い風の中、写真のブレ具合もわかるでしょうね。イロハモミジに水滴たちがたくさんついているでは、ありませんか。光に反射してきれいなこと、きれいなこと。その時、今日のテーマは、水滴たちと植物たちにしようと思いつきました。しばらく歩くと、私にとって憎き樹木を見つけました。

スギの先に水滴がついていました。今、花粉症に悩まされていますが、花粉を飛ばす雄花にも、こうやって水滴たちがついてくれると安心ですね。

今日は、雨が止んでもずっと曇りとの天気予報。空を見上げると、白い雲をバックに、水墨画のような光景に出会いました。

しばらくずっと見上げていると、首が痛くなりました。コブシです。ふさふさの毛のある冬芽が分かるでしょうか?六甲山麓では、咲き始めていますが、ここではまだですね。

六甲の山々には、このコブシに似たタムシバという樹木が多くあります。

次に見つけたのは、この記念碑台からの観察会のホテルコースでよく出会うクロモジです。

まだまだ咲くまでに時間はかかりそうです。

冬芽ばかりなので、花と水滴の場面は?と探すと、ありましたありました。

アセビのつぼみたちに、水滴たちがついていました。風が吹くたびに、水滴が散らばっていきます。

最後に、この水滴たちと植物たちのテーマに相応しい植物を発見しました。

その名はミズタマソウです。昨秋の実が残っていて、その周りに毛がいっぱいあります。その毛に水滴たちが引っ付いているようでした。ミズタマソウという植物を最後に見つけられたのは、奇遇でしたね。ラッキー!!

もう少しで花々の季節に突入します。これからがとっても楽しみになってきますね。ぜひ、花々のスタートに遅れないように、六甲山を訪れてくださいね。

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