“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2020年8月13日
暑さ真っただ中、猛暑の日々ですが、ここ記念碑台ガイドハウスは、正午で28℃。風が吹けば、まだ何とか涼しいですよ。暑さは、夏真っ盛りですが、花々は、秋咲きがそろりと登場し始めました。
名前も秋のつくアキノタムラソウ(シソ科)は、もうだいぶ前から咲いていました。
アキノタムラソウは、漢字では“秋の多紫草”と書きます。秋に咲き、紫の花を多くつけることから、この名前がついたようです。記念碑台付近のあちらこちらに咲いています。
次に見つけたのは、ゲンノショウコ(フウロソウ科)です。
これは、最近咲き始めたばかりです。写真の花は、赤色ですが、白色もあります。昔、源平の戦いの一つに富士川の戦いがありましたが、富士川より東が白色、西側が赤色、と言われています。ちょうど源氏の白と平家の赤という意味でしょう。しかし、実際は、六甲山には、どちらの花の色もあります。もちろん、記念碑台では、今からたくさん咲き始める予定です。
次は、六甲山で咲くツツジ科の中で、一年で一番最後に咲く花です。何かわかりますか?
花が、穂状についているので、ホツツジ(ツツジ科)と言います。まだ咲き始めですね。つぼみが多いですが、咲いている花は、花びらが反り返って、雌しべがまっすぐに突き出ていますね。
最後の花は、見ているようではっきりと見ていない花です。
ウドの大木の例えで使われるウド(ウコギ科)の花です。つぼみが多いですが、咲いているのは、雄しべを長く伸ばしていますね。
このブログを作成している最中に、人と自然の博物館の鈴木先生が来られて、捕まえたスミスネズミを見せてくれました。
スミスネズミは、しっぽが短くて、マウスではなくて、ラットの方です。ミッキーマウスは、しっぽが長いでしょう。よく動くので、うまくこちらを向いたときに撮れませんでした。
さあ、秋の花々が咲き始めた六甲山へぜひ、おいで下さいね。
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