“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2015年9月23日
9月23日から1o月7日まで、二十四節気では「秋分(しゅうぶん)」です。
春分とおなじく、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、太陽は真東から昇り、真西に沈みます。
この日を中日として、前後3日の7日間が秋の彼岸(ひがん)になります。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、春の彼岸を過ぎれば暖かくなり、秋の彼岸を過ぎれば涼しくなります。
これから日は短くなり、徐々に空気が冷えてきて、夜空が澄むのでお月見して、コオロギなどの虫の音を聴(き)きながらのんびりと秋の夜長を楽しみたいものです。
今六甲山上周辺で咲いている花でお気に入りは、秋の七草の一つでオミナエシ科の『オミナエシ』です。
優しい姿を美女に例えて「女郎花」の字をあてています。風に揺らぐこの黄色の花を見れば、秋の風情を感じます。よく成長すると高さは、1mにもなり、茎は上部で枝別れし、黄色い小さな花を固まってつけ粟飯のようです。多年草で、山麓から山上にかけての日当たりのよい草地に生えています。
万葉の昔から長年親しまれてきた秋の七草の一部は、開発等で次第に減少し、フジバカマは絶滅の危機にあり、またオミナエシやキキョウも少なくなっています。しかし、六甲山上には、まだ残っていますので、探しにお越しください。
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