“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2020年6月27日
六甲山記念碑台から、ゴルフ場、そして高山植物園へ歩きました。六甲山上もだいぶ気温が上がってきて、午前10時で22℃でした。暑くなりすぎると、昆虫たちの活動が一休みになってくるので、昆虫たちに花粉を運んでもらう花たちも一休みで、この暑い時期は、咲く花が少ないのです。
しかし、気を付けていると見つけられるものです。葉の下側に白い花が並んで咲いていました。
ネジキ(ツツジ科)の花です。ネジキというけれど、花がねじれているわけではありません。樹皮の切れ込みが、ねじれているのです。
次は、おっと危ない!!踏みそうになりました。
ツクバキンモンソウ(シソ科)です。季節から言えば、もう花は終わっているはずなのに、最後に少し残っていました。ここらの山上付近は、青森県の気候と同じぐらいというだけあって、咲く時期も場所によって差が出てくるのでしょう。
行き過ぎてから、あれっ?木に何かついているのかな?と振り返ってみると・・・
一輪だけ、咲いていました。他はまだ、つぼみのようで、木に何やらたくさんついている、という風でした。
この可憐な花は、ウメモドキ(モチノキ科)の雄花です。この木は、雄木と雌木があって、これは、雄木なのです。ふり返ってよかったです。この葉っぱ、ウメの葉っぱに似ているようです。
あちらこちら見渡しながら歩いていると、高山植物園に着きました。今日は、ここで開園以来初めて咲いた、という花を楽しみに見に来たのでした。
ヒマラヤウバユリ(ユリ科)というそうです。高さは、約2mで見上げました。原産地のヒマラヤ地方では、約3mにもなるそうです。昨夕のニュースで、紹介していました。高山植物園では、ニッコウキスゲはまだのようでしたが、マツムシソウ、クリンソウ、コマクサなどが見られました。
最初に一休みの花たちと言いましたが、よく見れば、花の展開よく見られました。
記念碑台ビジターセンター・ガイドハウスをスタートして、高山植物園を回って、高度約800mの山上をゆっくり散策して、戻ってくるコースは極上ですよ。
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