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“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2024年10月18日

霧が谷コースを歩けば

10月も後半に突入。街ではまだ日中は暑さが残りますが、六甲山上はとっても快適な気候です。

記念碑台南側の霧が谷コースを歩いてみました。日当たりが良くて秋の草花が多く見られるコースです。

秋の草花は9月に入って一気に増えてきてから、遅い時期に開花する花へと移ってきました。

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

アキノキリンソウ(キク科)

ナギナタコウジュ(シソ科)

ヨシノアザミ(キク科)

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樹木は大部分の種類が春から初夏に開花して、今は果実の季節です。

それでも樹木に咲いている花を見つけました。

フサフジウツギは六甲山では異常ともいえる増え方で拡大してきて、開花時期も長いのでよく目立ちます。

ナワシログミは点在していますが小さな白い花はあまり目立ちません。

フサフジウツギ(ゴマノハグサ科)

ナワシログミ(グミ科)

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花が少なくなる代わりに多くの樹木で果実が実ってきました。

イヌザンショウ(ミカン科)

コバノガマズミ(レンプクソウ科)

イヌガヤ(イヌガヤ科)

センニンソウ(キンポウゲ科)

意外ですがセンニンソウは常緑のつる性小低木に分類されます。果実の先端から毛が長く伸びた様子が仙人のひげにたとえられます。

 

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樹々が色づいて紅葉を楽しむ季節はもう少し先ですが、色づきが早い種類もあります。ウルシの仲間、マユミの仲間などです。シラキも結構早くて一部で赤く色づいています。

ウラジロノキ(バラ科)

ヌルデ(ウルシ科)

シラキ(トウダイグサ科)

赤く色づいているヨモギを見つけました。これも紅葉なのでしょうか。ヨモギの葉は茶色くなって枯れますが、秋にも目を楽しませるヨモギは一見の価値があります。ヨモギは花は目立ちませんが、他の菊の仲間と同様に秋に花が咲きます。

ヨモギ(キク科)

 

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歩いていると、秋の風物詩の1つとなっているアサギマダラに遭遇しました。

人を恐れないようで、結構近づいても逃げないのでうまく撮影できました。

 

どうでしたか。秋は快適な気候だけではなく植物の様々な姿などに出会えるので楽しい季節ですね。

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