“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2018年5月3日
ミズキという花はご存知でしょうか?漢字では、水木と書きます。大変多くの水を含んでいる木という意味で、水木と名付けたのでしょう。春先に枝を切りますと切り口から樹液が滴り落ちるとも言われます。このミズキの花の写真は、昨年5月25日のものです。六甲山記念碑台の近くの場所でした。ミズキの枝は水平に大きく広げ、テーブル上に白い花が咲き誇るので、一度見たら印象に良く残ります。今年は、まだ同じところでは咲いていませんが、昨年よりは、少し早いかもしれません。つぼみが大きくなっていましたから。六甲山では、中腹以上の高さで見られますので、ぜひ登ってきてください。
昨夜降った雨のせいでしょうか?記念碑台近くにサワガニがあるいているではありませんか。そう言えば、カエルの鳴き声も大きく聞こえるような気もします。
それから、そろそろズミの花が咲いているのではないか?と思い、その場所に行ってみると、7分咲きぐらいでちょうど見頃でした。ズミは、別名コリンゴと言われ、実はその名の通り、小さなリンゴです。昨年度は、六甲山の至る所で間伐の伐採が行われましたが、ズミの木が残っていてよかったです。
もう一つは、ガイドハウスからも見えるヤマナシの花です。これはナシの原種で、実はナシの味がします。ヤマナシというのは、宮沢賢治が書いたお話の物語の題名でもありますし、小学校6年の国語の教科書にも載りましたから聞いたことのある人は多いかもしれませんね。
5月13日(日曜日)は、いよいよビジターセンターのリニューアルオープンです。その際、ハイキングや観察会などがありますので、ぜひ六甲の自然を楽しみに来てください。
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