“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2025年2月23日
今日(2/23)の午前10時の記念碑台にあるガイドハウスの気温は、-1℃。
風はなく日差しがあるので、思ったよりは寒くない。
昨日より六甲山高山植物園が冬の特別開園をしているというので、開花状況を観に行く。
途中、スノーパークへ行く車の渋滞が半端でない。ご覧のように全く動いていない。
高山植物園に11時20分ごろに着く。
高山植物園の方に開花状況をお聞きすると、例年より1か月遅れているとのこと。
大阪城のウメの開花状況も1か月遅れていると先日聞いたばかりだ。
昨年の秋、気温の低下が遅かったので、植物たちの休眠打破が遅れたのが原因かもしれない。
正門をくぐり、左手の道をとると、黄色に輝いている花がある。
フクジュソウ(キンポウゲ科)です。漢字では福寿草と書き、別名ガンジツソウとも呼ばれ、目出度い花である。
ただし毒草であるが。花の形がパラボナアンテナのようであり、太陽の光が当たると、花の中の温度が温かくなり。虫たちにとっていい休憩場所になるだろう。
向こうから来られた方が、「最初に来た時より花が大きく開いている」と話していた。私は一番いい時を見たようだ。
もう少し行くと、カメラを構えている方がいるので、何があるのだろう?と思ってじっくり見るとわかった。
ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)の芽出しである。この周りには雪はなかったが、雪を割って出てくるのでユキワリイチゲというようだ。
漢字では、雪割一華 である。
次は、きれいな色が見えてきた。
オオミスミソウ(キンポウゲ科)である。大三角草と書く。葉の形から三角という字がついたようだ。
花の色は、このように紫や紅色があるが、白色や藍色もあり豊富だ。
多くの方が写真を撮っているので、きっと花が咲いているだろうと近寄っていくと、やはりありました。
バイカオウレン(キンポウゲ科)である。一昨年の朝の連続テレビであった牧野富太郎が愛した花である。
白い5枚の花びらのように見えるのは、実はガクで、黄色いのが花びら。白い雄しべに囲まれて雌しべがあるのがわかるでしょうか?
光沢のある葉も特徴的な形をしていますね。
そのバイカオウレンの近くに雪の中から芽を出しかけている植物がありました。
ザゼンソウ(サトイモ科)です。ザゼンソウは、自ら温かくなっていく能力があるようです。
雪の中から出てこられるのもその能力かもしれません。
1か月遅れの開花、ということは、もうすぐ暖かくなるということで、一斉に遅れている花たちが咲き誇るのかもしれません。
高山植物園を出るときに、職員の方が、3月初めごろ(8日ごろかな?)が見ごろになるかもしれませんよ、と教えてくださいました。
都合のつく方は、その頃、足を運んでみてはどうでしょうか?
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