“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2018年6月23日
梅雨真っ只中のあいにくの天候の中、
六甲山の開祖・グルーム氏の業績を称えるとともに、
夏山シーズンの安全を祈願する、第35回六甲山グルーム祭が開催されました。
アーサー・ヘスケス・グルーム氏は、1846年にイギリス生まれ、
長崎のグラバー商会の出張員として、明治元年に神戸にやってきました。
何度も六甲山を訪れるうちにこの山に魅了され、六甲山に別荘を建て、
登山道の整備や植林事業を行いつつ、日本最古のゴルフ場をオープンさせ、
私財を投じて六甲山観光の礎を築きました。
この功績を称え、この地に六甲山開祖の碑が設置され、
それが現在の記念碑台となっています。
六甲山をリゾート地として最初に開発したその功績を称えるとともに、
夏山シーズン中の安全を祈願するために「六甲山グルーム祭」が
催されるようになりました。
例年、記念碑台のグルーム像の前で開催されるのですが、
今年は、雨降りのあいにくのお天気で、
六甲山ビジターセンター内のレクチャールームでの開催されました。
式典では、レクチャールームに入りきれないほどのたくさんの方が参加され、
最後に灘の酒樽の鏡開きあり、参加者全員に振舞われました。
今年は県政150周年の拡大バージョンでの開催予定でした、
グルーム祭に関連するハイキングイベント、
飲食・ワークショップブースの出店は天候不良により中止。
六甲山グルーム祭の会場をめざす
「神鉄90周年記念!阪急・神鉄コラボハイキング」も中止となりました。
グルーム祭式典終了後、展示室で六甲山ビジターセンターが出店予定していた、
‘植物の種子を使ったクラフト’を臨時に展示室で開催しました。
たくさんのみなさんが参加され、
木の板に様々な植物の種をデコレーションし、
花や動物の顔の形をしたブローチづくりをそれぞれに楽しまれました。
展示室では、企画展の‘六甲山 開発の歴史’を開催中です。
明治から現代に至る六甲山の歴史のパネルを展示しています。
古い写真等にみなさん熱心に見入っておられました。
記念碑台園地では、オカトラノオが咲き始めました。
流れ星が星屑を散らしながらすうっと流れているみたいに見えます。
先に行く程小さくなるツボミの白が、流れ星の余韻のようです。
花穂が 「トラの尾」 のようなところから、
虎のしっぽに例えられてオカトラノオと命名されました。
「下から咲きあがっているオカトラノオの花咲く様子が素敵ですね」と、
来館者の方がおっしゃっていました。
六甲山ビジターセンターのある記念碑台園地の心和む花です。
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