“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2018年11月19日
六甲ミーツアート鑑賞のみなさま、お久しぶり六甲山モニターツアーのみなさま、中国からの視察のみなさま、
老人介護施設のみなさま、ボーイスカウトのみなさま、山歩きの団体のみなさまなど 記念碑台は大賑わいです!
六甲全山縦走の先人:加藤文太郎の愛用の登山道具など並ぶ企画展が人気です。
次から次と絶え間なくたくさんの方が来られ、加藤文太郎が愛用した登山靴やピッケル、カメラなど、
出生から冬の槍ケ岳で遭難して亡くなるまでの足跡を紹介するパネルもあり、
みなさん熱心に見入っておられました。
六甲山を尾根伝いに神戸市須磨区から宝塚市までの約56キロを1日で歩く「六甲全山縦走」。
全山縦走の先駆けとされる登山家、加藤文太郎(1905~1936年)が愛用した、
登山道具などを集めた企画展「六甲全山縦走の先人-加藤文太郎の追憶-」
六甲山ビジターセンターで好評開催中です!!(12月19日まで)入場無料。
開館は午前9時半~午後3時
(※月曜日は休館。土、日曜と祝日は午後4時まで。12月は午前10時~午後3時)。
問い合わせは、六甲山ビジターセンター(078-891-0616)
中国(三江源国家公園管理局)から視察のみなさまの訪問もありました。
三江源国家公園は、長江、黄河、瀾滄江(メコン川の中国名)という3つの河川の水源公園を含み、
総面積は12万3100平方キロに上るそうです。
公園エリアは玉樹チベット族自治州のザトェ(雑多)県、ディトェ(治多)県、
チュマルレプ(曲麻莱)県、ゴロク・チベット族自治州マトェ(瑪多)県の
4県12郷・鎮とフフシル(ココシリ)国家級自然保護区に広がってて、標高は2000mだそうです。
そんな賑わいを見せた記念碑台の片隅にひっそりと。。。
葉がくれに現れし実のさねかづら (高浜虚子)
緑の葉の間から見える艶やかな赤い実が、ハッと目を惹く程美しい。。。
ビジターセンターの裏でサネカズラが実をつけているのを見つけました。
サネカズラ(実葛) マツブサ科 サネカズラ属 常緑つる性木本
サナは、実・滑(なめ)、カズラは蔓(つる)を意味するそうです。
別名:ビナンカズラ(美男葛)鬢付け油の代わりに整髪に用いられたからだそうです。
また、この実を細かくして乾燥させたものは南五味子(なんごみし)といい、
生薬として滋養・強壮・鎮咳剤に用いられるそうです。
しなやかな蔓に、サネカズラの赤い実がゆれ、六甲山の秋も深まっていきます。
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