“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2023年7月25日
今日のビジターセンターでは、チョウのイベントがありました。イベントとコラボして六甲山小学校の児童がシチダンカや六甲山についてレクチャー室で発表提案もしていました。六甲山小学校は、まだ夏休みに入っておらず、授業の一環としての活動です。参加された方々へ育ててきたシチダンカを笑顔で配布していたのが印象的でした。
チョウとシチダンカのイベントの始まりです。
スタッフの紹介などが、まずありました。
ABCDの4つの班に分かれて、ローテーションしながら、活動するという説明がありました。
一つ目は
チョウの展示コーナーです。クイズをしたり自分の好きなチョウにシールを貼ったりしていきます。
子どもたちは、たくさんのチョウの種類に、驚いている表情でした。
二つ目は、
六甲山小学校の5年生、6年生による発表です。シチダンカや六甲山や六甲山小学校のことを堂々と聞き取りやすい声で話してくれました。
シチダンカの挿し木の仕方など、詳しく説明があり、大きな拍手が聞こえてきました。
三つめは、
テントの中に、チョウを放して、チョウに餌を吸わせる体験です。ポカリスエットを紙に含ませて、それをチョウに吸わせるのです。入る前の話にも子どもたちは、興味津々です。中に入ると、「胸の所にずっととまっている。」と嬉しそうにチョウを見せてくれる男の子がいました。
4つ目は、
チョウの成長を目の前で見ることにできる体験です。
アゲハチョウの幼虫と蛹です。
ジャコウアゲハの幼虫と蛹です。
幼虫たちの中には、どんどん這って行き、ケースの外に出そうなものもいます。「脱走しようよ」と慌てて手を出そうとする子には、人間の手で直接触れると、幼虫にとって大きなダメージがあることも説明されていました。子どもたちにとって、強く印象に残ったことと思います。
最後は、みんなで写真を撮り、六甲山小学校の子どもたちが、育てたシチダンカ(アジサイ科)の苗を配布して解散となりました。子どもたちが自然に触れ合う体験をするのはとっても大切なことです。生命を考えるきっかけともなるでしょう。
明日の25日は、兵庫の森林インストラクターが行う自然体験のプログラム、30日は、六甲山自然案内人の会が行う自然体験のプログラムがあります。どちらも今年は、定員に達するのが早かったようです。どちらも兵庫県民センターが主催する環境学習プログラムという活動です。
より自然に関心を持っていただけることは、うれしいことですね。
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