“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2023年12月22日
今朝9時半、六甲ケーブル山上駅の気温は、零下8℃。吐く息はもちろん白く、車のわだちにある地面を踏むとシャキシャキという霜柱の砕ける音がする。天を仰ぐと真っ青な空が広がっているので、これはさぞ、見通しがいいだろうと、南の海の方へ眼を転じると、低い気温の割には、海上の視界は澄んでいない。寒くても陽光が鋭いので、海水の蒸発があるからだろうか?
この写真は、記念碑台から摩耶山方向を望んだ所です。真ん中の山が摩耶山で、その背後が淡路島ですが、霞んでいました。
この写真はどんな場所かわかりますか?
実は、ここは池なのです。二つ池という池の一つで、ほとんど水がなくなっています。今年の夏の暑さと降水量の少なさからこの状態です。モリアオガエルの卵の生息地でもありますが、雨水が溜まってできる池なので、来年大丈夫か心配です。
その池の傍に、大きな木の芽を見つけました。
ホオノキの冬芽です。ホオノキ(モクレン科)と言えば、朴葉みそを思い出す人もいるかもしれませんね。日本の木の葉では一番大きく長さ約30cmの葉を持つ木です。この木の芽の中から春になったら、花も葉も茎も出てくると思うと不思議ですね。
今度の木の芽は、変な形ですね。
とんがっている木の芽と丸いがありますね。この木の芽は、花と葉に分かれています。
どちらが花の木の芽かわかりますか?
丸い方が花の木の芽ですよ。クロモジ(クスノキ科)です。春には、この丸い木の芽から黄色いかわいい花が咲きますよ。
今、記念碑台のある六甲山ビジターセンター企画展では、六甲山自然案内人の会の活動について、展示しています。ちょうど入門講座の募集案内もしていますので、興味のある方は、ぜひお問合せしてみてください。
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