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六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2015年4月9日

寒の戻りの記念碑台周辺(キブシの花と見られた野鳥)

全国的に寒の戻りだった昨日の六甲山上記念碑台は、-1℃まで気温が下がり、
ガイドハウス周辺でも雪が3cmほど積もり、雪かきが大変だったそうです。
近くの六甲高山植物園では10㎝の積雪だったそうです。

今朝は5℃で、昨日より少し気温も上がりましたが、
登山道の日陰には雪が残ってました。

今日は、近くの六甲山小学校で入学式があり、
元気な5人の新入生が入学されました、おめでとうございます。

観察コースでは、たくさんの野鳥が見られました。

二つ池にカルガモ

かくれんぼしているような、シジュウカラでしょうか・・・

出ておいで~

そして、まだ、芽吹いたばかりの野山に、
明るく淡い黄色がぶらりんこ♪
遠くから見ると、「あれ?なんだろう」と思う。
のれんのような?かんざしのような?・・・不思議な花。

キブシ(木五倍子)
雌雄異株
葉の展開前に開花し、総状花序が垂れ下がってつきます。
雄花のほうが緑色を帯びる傾向にあるそうです。
花びらは4枚で釣鐘状に咲き、開ききることはありません。
雄花序は長く、淡黄色。
雄しべは8個、雌しべは雄しべより少し短いです。
雌花序は短く、淡黄緑色。
雌しべは花の外へ少し突き出し、雄しべは退化して短いです。
地域によって変異が多いそうです。
髄は灯心に、果実に含まれるタンニンは昔、お歯黒に用いたそうです。

春になって多くの植物が葉を茂らせるようになると、
あっという間に目立たなくなってしまいます。
華やかさはあまりありませんが、
花をじっくりと観察して見ると、
スズランのような釣り鐘形の花がカワイイです。

花言葉は、「出会い」
春の訪れを告げる花の代表格は、桜ですが、
キブシは、野山の名脇役といったところでしょうか・・・

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