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六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2022年4月5日

六甲山にもようやく春が

4月に入って桜がピークを迎え、お花見シーズン真っ盛りです。六甲山上は季節が2週間ほど遅れるので、桜はまだつぼみ状態です。六甲ケーブルに乗ると、車窓にはヤブツバキ、タムシバ、ヒサカキ、キブシといった春を告げる花が次々と現れます。

山上に到着すると早速、春の訪れを確かめに観察コースを歩きました。春を待ちわびていた樹木は新芽が次々開いてきました。ミズキは赤い冬芽から緑の葉が顔を出しています。

ミズキの新芽

ナガバノモミジイチゴは葉が展開をはじめました。

ナガバノモミジイチゴの新芽

つる植物のアケビの新芽も展開して5枚に切れ込んだ葉が開いてきました。丸い花のつぼみも出てきています。

アケビの新芽

オオカメノキは丸い花芽が開いてきて開花を待つ状態です。

オオカメノキの新芽

早春の花は次々と花を開いて姿を見せています。

早春の六甲を代表するヤブツバキは開花が遅れ気味でしたが、鮮やかな赤い花が随所に散らばっています。

ヤブツバキの花

早春の六甲で最もよく見られる黄色い花はクロモジです。

クロモジの花

キブシも黄色い花で、鈴なりに垂れ下がって見た人を楽しませます。

キブシの花

オオバヤシャブシは、枝先から葉、雌花、雄花の順に出てきます。上向きの小さい花が雌花、下に垂れた黄色い花が雄花です。

オオバヤシャブシの葉、雌花、雄花

眼下に目を向けると、フキノトウが開いてきています。フキは雄花と雌花が別の株で、写真は雄花です。

フキの雄花

待ちこがれていた花も見つけました。ショウジョウバカマです。続いてミヤマカタバミの花も発見。

ショウジョウバカマの花

ミヤマカタバミの花

早春を代表する花達が発見できたので、今日は大満足です。これから、ヤマザクラやオオシマザクラ、多様なスミレ達も花開きます。六甲山はもうすぐ百花絢爛、1年で最も楽しい季節を迎えます。

 

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