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2025年12月17日

六甲山は冬の装いに

12月に入って本格的な冬がやってきました。

六甲山ガイドハウスでは部屋を暖かくしてクリスマスツリーを飾って来館者をお迎えしています。

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外に出ると冬空の下で落葉樹が一斉に葉を落として、すっかり冬の装いになりました。

 

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葉が残る落葉樹を探しながら歩くと、コナラの木は赤や黄色に色づいた葉が残っています。クリの木も茶色の枯れ葉が落ちずに残っています。

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記念碑台のブナも茶色い葉が残っています。コナラやクリもブナ科の樹木です。落葉が遅いのは共通の特徴なのですね。

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ナガバモミジイチゴやニガイチゴなどのイチゴ類は遅くまで葉が残っています。

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モチツツジは半落葉樹です。冬に葉が赤くなって春まで残ります。

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落葉樹は葉が落ちた後には、夏とは違う姿を見せてくれます。

タラノキは棘が目立って荒々しい姿です

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コアジサイやセイヨウアジサイは花の跡が枯れ落ちるのを待つ状態です。

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果実が遅くまで残るのはウリハダカエデ、ヌルデ、ウツギ、ホツツジです。

 

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色どりが消えて寂しい季節ですが、赤や紫色の果実を見つけると嬉しくなります。

冬になっても鮮やかな実をつけているのはツルメモドキ、マユミ、ガマズミ、カマツカ、ムラサキシキブ、イボタノキなどです。イボタノキは落葉樹ですが冬まで緑の葉が残ります。

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つる性常緑樹のキヅタは目玉のような独特の形の実をつけます。

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葉が落ちた後の落葉樹は翌年の準備です。冬芽を出して春に新芽を開くための準備をします。

オオバヤシャブシ、リョウブ、オオカメノキ、ミズキの冬芽です

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常緑樹のミヤマシキミは花芽が目立ってきて今にも咲きそうな装いです。

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いががですか。樹木が厳しい冬を生きるたくましい姿を見ると自然の力を感じます。暖かい部屋に閉じこもらず山の中を歩くと、自然の力のすばらしさを感じることができて元気が出てきますよ。

 

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