“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2022年2月10日
2月は、光の春と言われますが、今日は曇り空。粉雪舞い散る六甲山上です。
でも、六甲ケーブル山上駅は、午前9時10分気温3℃で、寒さ控えめです。
霧が谷の観察コースをまわって、記念碑台に向かうことにしました。
まだまだ木の芽は、頑なに冬を拒んでいるように見えます。
オオモミジ(ムクロジ科)の冬芽がありました。白い襟巻を巻いて寒さを和らげようとしているように見えます。イロハモミジは、こんな大きな襟巻はありません。2つずつきちんと並んでいるのが何ともかわいいですね。
ヤブムラサキ(シソ科)の冬芽を発見。よく見ると冬芽に筋が入っているでしょう。
これは、やがて成長した葉っぱの葉脈です。毛におおわれているものの葉がむき出しになっている芽なので、裸芽(らが)と言います。
もう一つ、冬芽を見つけました。
これもかわいい形でしょう。クロモジ(クスノキ科)と言います。真ん中のとんがっている冬芽は、葉や枝になるところ、両側の丸い冬芽は、花になるところです。
しかし、霧が谷コースの一番下に降りると、春の兆しがちょっとうかがえました。
ミヤマシキミ(ミカン科)の花芽が色づき、そこだけ華やかさを感じ取ることができます。
でも、案外花が咲くまでこの状態が長く続くのです。
陽だまりになりそうな場所に見つけましたよ。
オオイヌノフグリ(オオバコ科)です。枯れ葉の中から小さなこの青紫色が輝いて訴えてくるようです。春一番ですよ、と。確かに、春の訪れはまだまだですが、牛歩の春の足音は聞こえてくるようです。
昨日、山の案内人のT氏より、六甲山の紅葉谷にある滝の氷瀑の情報がありました。
七曲り滝です。T氏曰く、8割近く凍っているとのこと。
似位滝です。ここは、半分ぐらいかな、ということです。
百閒滝です。ここは、写真で見る限り、まだまだのようですね。
六甲山の氷瀑は、名所として訪れる人も多く人気ですが、滝への道は、崩れているところがあり、また、アイゼンが必要なことが多いです。単独はもちろんですが、気軽に行けるところではないので、ご注意ください。
反対に、六甲山ビジターセンターやガイドハウスは、気軽に訪れてください。
今日は、駐車場に頭の黒さが目立つマヒワ(アトリ科)の集団が訪れてくれました。
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