2025年6月25日
今週になってようやく梅雨らしくなり、六甲山は雲の中と予想しながら登ってきました。随所にアジサイが咲き、六甲山への道中は梅雨に相応しい季節感を見せています。予想とは違って六甲山に登ると視界が良好で、青空も広がってきました。
アジサイ咲く道、アジサイと遠景
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雨でしっとりと濡れた森の中を歩いてみたくて、ひょうたん池方面へ向かいました。
朝の森には、おなじみのソウシチョウが賑やかな鳴き声を轟かせています
上を見上げるとホオノキが天空に向けて大きな葉を広げています。上空に拡がる葉とその隙間から差し込む陽光を見上げると、深い森の中を歩いている喜びを感じます
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暗い杉林の中を抜けて周りが明るくなると、まもなくひょうたん池です
ひょうたん池のスイレンの花
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近くに目を移すと、陽光を受けてすっかり緑色に変った低木の落葉樹が葉を広げています
タンナサワフタギ、ミズキ、クロモジ、オオカメノキ
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花盛りだった春の季節が過ぎて、夏になってから咲きだす花はアジサイの他にもあります。イワガラミはアジサイの仲間ですが白いがく片が目立ちます。リョウブは花柱が伸びて花が咲いてるようですが、よく見るとまだつぼみです
イワガラミの花、リョウブの花(つぼみ)、
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山上道路を走っていると、この季節はマタタビが目立ちます。普段は気づかないのですが、花が咲く時期には葉が白くなるのでマタタビとわかるのです。白くなるのは花が咲くツルの先端の葉の表面で、「葉の表側に空気が入るからで、水中で空気を押し出すと緑色に戻る」とのことです
マタタビの花と白くなった葉
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今の季節は花が終わった植物が多く、花の後に独自の形状が残って存在を主張しています。よく似ているコツクバネウツギとはがく片の枚数で見分けができるからです
ツクバネウツギのがく片
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われわれ人間にとって梅雨の雨は煩わしいのですが、植物には潤いと活力をもたらします。暑い夏を乗り切るための水分が地中に蓄えられるのです。今年は梅雨の時期に雨が少なく日差しが強いので、農作物の生育に影響が出るのが心配ですね。人為的に育てた野菜などは、気象条件の変動が出来栄えに大きく影響するのでしょう
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