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2025年10月10日

秋は続くよ、どこまでも!

今朝10時の記念碑台ガイドハウスの気温は16℃。もう半袖では寒い。

今日は、お目当ての花が咲いているか、ゴルフコースの観察場所に行くことにする。

まずは、かわいいピンクの花を見つける。

ミゾソバ(タデ科)である。名前の通り水辺近くが好きな植物。別名ウシノヒタイ、葉の形を見てもらえば別名は納得できるでしょう。

次は、最近咲き始めたと思われる紫色の花だ。

ナギナタコウジュ(シソ科)である。色づき始めた感じで、まだ紫色になっていない蕾たちが多かった。このナギナタコウジュが咲かなくなると六甲山上の花々も終わりを告げることとなる。

見上げると、アッと驚く。

ウメモドキ(モチノキ科)の見事な実である。枝にへばりつくように実がつくのがこの樹木の特徴である。青空に映え清々しくもある。

六甲ゴルフ場周辺に、花々が咲いている。

ホソバアキノノゲシ(キク科)が2株見つかった。

ワレモコウ(バラ科)も数株咲いている。バラ科とは、少しイメージがちがう花なのだが。

そして、お目当ての花は、1株だけ綺麗に咲いていた。

リンドウ(リンドウ科)である。見つかってよかった。今日の目標は達成である。

もう少し足をのばして、空池コースも歩く。空池には、ガマの穂が少し残っていたが・・・

アマ池には、花が咲いていました。

アメリカセンダングサ(キク科)で、実はひっつきむしになる。

もう一つは、アキノウナギツカミ(タデ科)である。花は、最初にあったミゾソバとよく似ているが、葉の形が違う。水辺が好きなのも一緒である。

空池コースの終わりに、またも実がいっぱいついている木に出会ってびっくりする。

タンナサワフタギ(ハイノキ科)である。黒い実がびっしり。

地面近くには、野草の花々。見上げると樹々の実。

そんな秋を六甲山に来て、楽しんでください。秋は続くよ、どこまでも!

 

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