2025年12月10日
今日の六甲山ガイドハウスの午前１０時の気温は５℃ですが、風が無くそんなに寒くはない。ミーツ・アートも終わり、人通りが少なくなったような気がします。先週はまだ紅葉も残っていましたが、今日は、ほとんど木々の葉は落ちて紅葉も終盤のようです。ヴォーリス方面の晩秋の景色を散策してみました。記念碑台の向かいのメタセコイアも黄色の葉をほとんど落として、綺麗な三角錐の形をしていた。
アセビは赤い花芽を沢山つけて、春を待っています。リョウブもオオカメノキも葉を落として冬芽が目立ちます。リョウブの冬芽は２枚の芽鱗が外れかけ、陣笠をかぶっているようで面白い。オオカメノキの冬芽は３個並んでバンザイをしているようです。
アセビ
リョウブの冬芽 オオカメノキの冬芽
歩いていると、足元に赤い可愛い実のついたツルリンドウを見つけました。アオキの赤い実も可愛い。赤は良く目立つ。ノササゲの実がはじけてこれも又可愛い。ビジターセンターに戻って園地に行ってみると、ブナの葉は枯れて細長い冬芽が目立っていました。
ツルリンドウ アオキ
ノササゲの実 ブナ
ビジターセンターの入口付近にサネカズラの赤い実がたわわになっていた。サネカズラはキベリハムシの食草です。その隣にキジョランの黄色の花が咲いていました。キジョランの葉はアサギマダラの幼虫の食草です。そばのフジバカマに１０月頃いっぱいアサギマダラが来るんです。その為キジョランを一緒に植えているんです。
サネカズラ キジョラン
花も実も少ない季節ですが、これからの季節も散策すると、楽しいですよ。お天気の良い日は是非訪れてくださいね。
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