“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2021年4月4日
今日(4/3)は、六甲ケーブル山上駅、8時30分で13℃。山上駅は標高700mを超えますが、寒く感じなくなりました。
ケーブル山上駅を出て、下を見渡すと山々に白い点々とした木々が見渡せます。
この写真で分かるでしょうか?実際に見た感動が、なかなか伝わらないのがもどかしいのですが、この白く見えるのは、タムシバ(モクレン科)という木の花です。
街路樹に、コブシが今咲いていますが、それに似た樹木です。この白い花を追うように、サクラの花が、六甲山を駆け上がってくるのです。
ケーブルからの道を登っていきますと、コハコベ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ヒメオドリコソウなどの花々が、「お~い!お待たせ!!」と叫んで訴えかけているようです。
「スミレ類は、咲いているかなあ?」
日本には、約50種のスミレがありますが、そのうち六甲山には、半分以上の種類があるのです。
まず、最初に見つけたのは、タチツボスミレ(スミレ科)です。花は淡い紫色ですね。葉は、表も裏も緑色です。
しばらく歩くと、今度は、少し紫色の濃いスミレを見つけましたよ。
ニオイタチツボスミレ(スミレ科)です。花が端正で凛々しく感じるのは、私だけでしょうか?ニオイという言葉がつくので、よい香りがするのですが、
今日は、なぜか嗅いでも分かりませんでした。香りが分からないと、少し不安になりますね。
そのすぐそばに、また違うスミレが咲いているではありませんか。
少し手元が動いてしまったのでしょう、ぶれてしまいました。すみません。花の色は、少しピンク系で、葉は少し分厚いようでテカリがあります。
葉をひっくり返して裏を見ると、紫色です。葉の背中側が、紫色なので、シハイスミレ(紫背菫)(スミレ科)と言います。とてもかわいい印象です。
今度は、白いスミレを見つけましたよ。
ツボスミレ(スミレ科)と言います。ツボというのは、庭や道端のことを『坪』と言い、そういうところによく咲いているからだそうです。
このスミレは、より小さいのですが、今咲いているのに驚かされました。なぜかといいますと、このツボスミレは、六甲山で咲くスミレの中では、花が咲く時期が
最も遅いからです。「早すぎるぞ、スピード違反だ。」と言われそうです。
木々に目をやって
遠くから見ると、日光の加減で咲いているのかな?と思っていましたが、近寄ってみると、全く違っていました。
バイカツツジ(ツツジ科)の芽吹きです。若い葉には、たくさん毛がついていて、それが輝いていたのでしょう。まっこと美しかったです。
これから花の競演の始まる六甲山へ、ぜひ、おいでください。
六甲山記念碑台では、駐車場は無料です。土日祝日は、11時と1時30分から、これも無料で自然観察のツアーを行っています。
予約なしで、ガイドハウス前に集合ください。待ってま~す。
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