“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2022年10月13日
今日は、昨日から一変して穏やかで、もう少し後なら小春日和と言えるでしょう。
霧が谷コースを歩きました。コース入り口には、早速のお出迎え、花ではなく実でした。
ヘクソカズラ(アカネ科)の実が鈴なりです。 少し可哀そうな名前ですが、それだけの臭気があります。でも、子どもたちに、この匂いをかがせると、嫌がるとは限りません。香りというのは、好き嫌いは大きく違うようですね。
地面には別の実を発見。
キツネノボタン(キンポウゲ科)です。春から夏にかけて5弁の黄色い花を咲かせます。実は、集合果なので、
ブツブツととんがっています。とんがりは一つ一つの柱頭があったところです。キツネノボタンのボタンというのは、葉がボタンの葉に似ているから、ということですが、実も見ようによっては、ボタンのように見えますね。
地面をよく見ていますと、やっと小さな花を見つけました。
タデ科のタニソバです。ソバの花に似ているからだそうです。葉の形は三角形のようだということを手掛かりに見つけています。
少し下っていくと、すらっとした茎に花が咲いているではありませんか。
アキノノゲシ(キク科)です。春に咲くノゲシに似ていて、秋に咲くからアキノノゲシというようですが、春のノゲシに似ているでしょうか?アキノノゲシの方が、淡い黄色の花で涼し気に感じるのは、私だけでしょうか。
さらに下ってくると、やや群生している花々に出会いました。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)の紫の花です。花と同時に、緑色の実もできていますね。この実が熟してくると、すこし触れただけで弾けて種が飛び出します。子どもたちに、そのことを話すと喜んで種に触るのですが、弾けてびっくりする表情もいいですね。どうして弾けるのだろう?という疑問を持つ子もいます。すばらしいですね。
見上げると、大きな実ができていました。
カラタチ(ミカン科)です。たわわに実っていました。茎にトゲトゲがあるのがわかりますか?中国原産で、日本には、奈良時代ごろに伝わったようです。
秋ですから、アキグミ(グミ科)の実もいっぱいできていました。
さぞおいしいだろうと、食べるとえぐいのですね。グミのお菓子とは違いますね。
六甲山上での主役は、花から実へと移りつつあります。実の形や色も三者三様、面白いですよ。
土日祝日は、記念碑台のガイドハウスをスタートの観察会が行われています。11時スタートと午後の1時半スタートです。無料ですので参加お待ちしてま~す。
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