2025年11月3日
今日は11月3日の祝日に合わせて、ビジターセンターでは2件のイベントが開催されます。
午前中は野鳥観察会、午後にはキノコの勉強会があります。
しかし今朝は一段と冷え込んで風も強くて課外活動にはつらい一日です。
ここのところの冷え込みで急激に樹々の色づきが進んできました。
記念碑台のブナが黄色く黄葉しています。展望デッキのドウダンツツジも一段と赤く色づいています。



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10時にビジターセンターへ行くと、参加者がセミナー室に集合・着席していました。
まず室内学習、最初は参加者へのアンケートです、大部分の方がバードウォッチングは初めてでした。お次は野鳥クイズ、最初の問題は野鳥の種類数、日本で見られる野鳥の種類は約600、そのうち300が神戸市で見られるそうです。次は名前あてクイズ、街でも見られる野鳥の正解率は高く、よくご存じだとわかりました。
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いよいよ野外観察に向かいます。まず展望デッキに出て双眼鏡の使い方。

望遠鏡を担いだ講師の後に続いて観察に向かいます。


今日は風が強いので観察には条件が良くないとのこと、鳥が高くて見やすい場所ではなく木陰に隠れることと、風で木の枝がなびくので鳥が飛び立つのを見わけにくいことが理由だそうです。
しばらくは声は聞こえど姿は見えず、鳴き声だけによる観察です。カラスの鳴き声を聞くと、声が濁らないのでハシブトガラスと聞き分けられるとのこと。
今日は期待できないのかとあきらめ気味でしたが、野鳥観察は忍耐です。じーっと待っていると、目の前にアトリが姿を現しました。街では見られないアトリを見ることができたので大満足です。
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観察終了後は記念碑台に戻って「鳥合わせ」です。見つけた鳥の名前を挙げてもらいます。
ホオジロ、シジュウカラ、アトリ、ヤマガラ、メジロ、ウグイスといった名前を出し合って観察会を終了しました。
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お昼には記念碑台には食事を提供するキッチンカーがやってきました。お弁当を持たない人には大助かりです。

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昼からは午後のイベントがあります。
展示室では、兵庫県立御影高校のキノコ部が標本などを提供してキノコ展が開催中です。
今日はその御影高校の高校生が講師役を務めてキノコの勉強会が行われるのです。こちらの参加者は12組の親子です。
まず高校のキノコ部の紹介で始まり、次はキノコ当てクイズです。キノコには変った形のものがあるので、写真を見てキノコかキノコではないのかを当ててもらいます。
ツクツクボウシタケ、ツチグリ、ホウキタケなど、キノコとは気づかないですね。



最後の2つはよく似ていますが、キノコとキノコではないものです。じゃがいもはキノコではないけれど、その前のキノコにつられて騙された人が大勢いました。


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クイズの後はキノコの標本づくりです。容器にキノコを入れて樹脂をかけて作ります。しばらく時間がかかるので、展示室へ移って展示してあるキノコの解説を聞きました。
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キノコは身近だけどよくわからない存在ですね。このようなイベントを通じて、子供たちが生物や自然を大好きになって育ってくれるといいなあと思います。
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