2026年2月27日
今日(2/27)の午前10時の気温は9℃。
探索ツアーの5コースのうち、南斜面の一番暖かな霧が谷コースを散策した。
谷を見下ろす右手には、オオバヤシャブシ(カバノキ科)が昨年の実をたくさんつけていました。

オオバヤシャブシ
目を転じて、左の石垣には、キヅタ(ウコギ科)の実が垂れ下がってついていました。

キヅタ
この辺りは、昨冬から、道路の工事があり、隅々までアスファルトになり、これまで出ていた植物が出られなくなった箇所があります。植物の立場、人間の立場。難しいところです。
六甲山記念碑台付近で、一番早く咲く野草と言えば、オオイヌノフグリ(オオバコ科)です。駐車場はもちろん、霧が谷では道端のあちこちにもう見られます。

オオイヌノフグリ
枯れ葉の茶色い世界から抜け出したような鮮やかなルリ色。春がやってきたな、と感じる花です。よく似たフラサバソウ(オオバコ科)も駐車場奥に出てくるのですが、今日の時点ではまだでした。
コースを下りていくと、少し大きなつる性の赤い実がありました。サルトリイバラ(サルトリイバラ科)の実です。

サルトリイバラ
若干他の実より大きめであるため、大きな野鳥しか呑み込めないでしょう。実が赤いから、野鳥に食べてほしいのだろうけれど。鋭い刺もあります。
今春は、まずまず平年並みだろうというサクラの開花時期。つぼみはまだ堅そうだ。桜前線は、ソメイヨシノですが、このつぼみは、オオシマザクラ(バラ科)と思われる。
ソメイヨシノのつぼみには、毛が多いのです。このオオシマザクラの開花は見ごたえがあるので楽しみです。

オオシマザクラ
オオシマザクラは、伊豆大島の厳しい環境で息づいてきたためか、他のサクラとの交雑も多く、生命力旺盛なのでしょう。なので、オオシマザクラと思われる、と先ほど説明したのは、交雑種が多いからです。
次は、私にとって難儀な樹木のスギ(ヒノキ科)です。

スギの雄花
これは、スギの雄花です。ということは、花粉を飛ばします。あのスギ花粉です。だから私は散策しながら、マスクはこの時期、必携です。
霧が谷コースの一番下に下りてから少し上がっていくと、赤い実がまたたくさんつけている木に出会いました。サルトリイバラの実よりは小さいです。
ソヨゴ(モチノキ科)です。

ソヨゴ
ソヨゴの実は、果柄(実のじく)が長いので目立つのですが、野鳥にはあまり人気がないのでしょうか、いつまでもよく残っています。
そうしているうちに、今春、記念碑台近くで初めてのスミレに出会いました。葉の形状からナガバノタチツボスミレ(スミレ科)でしょうか。

ナガバノタチツボスミレ
ちょっとスミレは早いかな、と思いましたが、いよいよ春の到来を感じます。次々に咲き始める花たちに目が離せなくなるのは、もうすぐです!!!
六甲山は、近くの山々の中で、一番植物の種類が豊かともいわれています。ぜひ早春に、六甲山へ訪れてください。
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