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六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2017年5月25日

霧のかかった六甲山で~「六甲山の日」はご存知?

今日(5月25日)雨の中、8時40分発の六甲ケーブルに乗りると、すぐに霧の中に突入しました。雨の影響でケーブル沿線の小さな滝の水の量は多目です。ケーブル山上駅に着くと、気温は14℃。少し風を冷たく感じます。そして、山上では今、真っ白いミズキの花が満開でした。5月4日に同じ木のミズキの花は、右の写真のように、まだ蕾でした。20日間で一挙に、変身する姿に成長のすごさを感じさせられます。

ミッキーマウスの葉の形のアリマウマノスズクサには、それを食草としているジャコウアゲハが、ゆらゆらと飛んでいました。葉にとまったのを見定めて、ゆっくり近寄ってシャッターを押しました。

の写真は、ツクバネウツギの花です。   「つくばね」というのは、羽子板の羽根のことです。どこが羽子板の羽根に似ているか分かりますか?白い花の根元の方に、5枚の星型のガクがありますね。それが、羽子板の羽根に似ているのです。だから、ツクバネウツギというのです。うまく命名するものですね。

 

右の写真は、コツクバネウツギの花です。よく上の花と似ていますが、違いを発見しましたか?              花の色が黄色味を帯びていますね。   上の花では5枚だったガクは何枚ですか??2枚ですね。ちょとした違いを見つけるのもおもしろいです。

もうすぐ「六甲山の日」6月5日~~~~~     6月4日のグルーム祭(六甲自然保護センター前広場にて)に引き続き、6月5日は「六甲山の日」です。ろっこうが65という語呂合わせに関係あるかもしれません。しかし、6月5日は、1972年に人類史上初めて地球環境について考える国連人間環境会議が開催された意義深い日です。国際的には、「世界環境デー」であり、日本では「環境の日」と定められています。六甲山地の適正な保全と利用について認識を新たにする節目にしたいです。また、より六甲山に親しみ、より六甲山を愛せるようになると最高ですね。そのためにも、ぜひ六甲山を訪れる日を増やしてください。

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