“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2018年12月24日
12月24日午前11時で気温2℃の六甲山記念碑台ビジターセンターです。すっきりした青空です。いいクリスマスイヴですね。
今年もハイカーをはじめ多くの方々を引き付けて頂いた六甲山に感謝です。
ただ今、六甲山ビジターセンターでは、六甲山のキノコ展を開催しています。兵庫県立御影高等学校環境学部生物班によるものです。
食べられるキノコと食べられないキノコが見分けられたらなあ、と誰しも思うことでしょう。このキノコ展では、食べられるもの食べられないものの表示もしてあります。さあ、見分けられるでしょうか?
右の写真にもありますが、毒キノコの中でも、最近話題の「カエンダケ」があります。火炎のような形で赤いことからこの名前が付いたのでしょう。しかし、この毒は半端ではないようですのでご用心ください。
さて、この寒さで、六甲山の池の様子はどうでしょう。
観察コース空池コースの空池では、ガマの穂が、何とか寒そうに残っていました。
ガマ(ガマ科)の穂の干したものに昔は火を点し、ろうそくや松明の代用にしていました。また、因幡の白兎が、大国主命に教えられて蒲の穂綿にくるまって傷を癒した話もありますね。
また、タラノキ(ウコギ科)の冬芽とトゲもこの季節ならよくわかります。タラノキの葉痕は、ネックレスのようですね。
観察コースヴォーリス方面コースの瓢箪池では、氷が漂っていました。
また、少し歩くと葉や実の落ちたサンショウ(ミカン科)のトゲが見つかりました。これは痛そうですね。「山椒は小粒でもピりりと辛い」のサンショウです。
明後日26日で六甲山ビジターセンター・ガイドハウスともに、今年最後の開館日です。
今年も残すところ丁度1週間となりました。
今年もたくさん楽しませてもらい六甲山、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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