“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2021年7月27日
学校が夏休みに入り、六甲山も好天続きでも夏本番を迎えています。
今日は記念碑台の広場に大勢の子どもたちが集まってきました。「森林インストラクターといっしょに大捜査! 六甲山 森のわくわく探偵団!という子供向けのイベントが開催されました。ビジターセンターの環境学習プログラムの一環で、主催の「森林インストラクター兵庫」と「NPO法人兵庫県シェアリングネイチャー協会」から、環境体験学習のベテランスタッフが大勢サポートしています。
記念碑台を起点としてガイドツアーのAコースを歩きます。
まず、駐車場でタマアジサイを観察します。丸いつぼみが次々と開き、開花する様子を観察するには最適な時期です。
森の中に入るといよいよ自然体験が始まります。子供たちは手に虫取り網を握りしめて振り回しています。ゲットした虫はスタッフが用意した虫かごに捕獲して後から逃がします。
次は体験ゲームです。スタッフが色や形などを指定して、あてはまる木の葉や枝を子どもたちが探します。ネーチャーゲームでは、このような体験を通して生物と接することで自然への理解が深まります。
歩く道中では真夏に咲く花々が目を楽しませてくれます。
ヤマジノホトトギスは例年よりも早めの開花です。
アキノタムラソウも夏から秋の六甲山ではおなじみです。
コースを一周して戻る手前に六甲山郵便局があります。郵便局の玄関横にはタラヨウが植えてあります。タラヨウは葉っぱがハガキとして使えるので「はがきの木」とも呼ばれ、郵便局のシンボルツリーになってます。 この『タラヨウ』の葉っぱですが、 実際に宛先を書いて、定型外の切手を貼れば、郵送することが可能なのです。子供たちを前に、説明に熱がこもっていました。熱心に聞き入っていたのは、子供達よりも保護者で参加したお父さんお母さんの方かもしれません。
今日は夕方にも、蝉取りに来た家族がガイドハウスを訪ねてきました。夏休みはまだ始まったばかりです。六甲山は当分の間、夏休みを楽しむ子供たちの声で賑やなことでしょう。
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