“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2021年12月2日
今朝、JR六甲道駅から六甲山を見上げると、青空が広がり視界良好。
これだったら、山上からの景色は格別だろう、と楽しみにケーブルへと向かう。
午前9時半、ケーブル山上駅の温度は、マイナス2℃、日当たりも良好。
しかし、日差しが良すぎるのだろうか、海上では、靄が上がっている様子。
紀淡海峡の友ヶ島がもっと鮮明に見通せると思っていたのですが・・・。
残念に思いながら、山々を見渡すと冬枯れの様相が見て取れる。
右手の樹木に目がいくと、その中でもマメの実がついていました。
マメのような実ができているのが、分かるでしょうか?
夏に鮮やかなピンク色の花が咲くネムノキ(マメ科)です。ネムノキは、標高の低い場所でも育ちますが、この山上のネムノキは、震えあがっているかもしれませんね。
寒い記念碑台山上付近(標高約800m近く)では、今、どんな実があるか探しながら、ビジターセンターに向かいました。
山上近くで、こんなにも鮮やかな赤さを保っている実は少ないでしょう。
シロダモ(クスノキ科)です。この時期(もう少し前か?)、この木は、花と実と同時につけるのです。花が咲いて実になるまで、じっくり1年かかるのです。
次に出会ったのは、六甲山上には、梅雨頃にたくさん爽やかに咲く花の実です。
とっても小さくてかわいいでしょう。葉も落ちる寸前の黄色に色づいたコアジサイ(ユキノシタ科)です。
花が咲いたらほんのり甘く香るので、実を見ても匂うように感じるのは、私だけでしょうか?
遠くから、輝いて見えるいる黒い実がありました。。
ヤブラン(キジカクシ科)です。この実を剥くと、白い種が出てくるのですが、それをアスファルトの道に投げると、スーパーボールのようによく跳ねます。子どもに教えると、夢中になりますよ。
ビジターセンター近くになり最後に見つけた実は、変わった顔をしていました。
キヅタ(ウコギ科)の実です。実の上側にチョコンと蓋がついているように見えるでしょうか。
この実の中には、だいたい5個の種が入っています。
花は、この季節、山上ではサザンカぐらいでしょうか。でも、実は、紹介したように見つけることが、まだまだできますよ。
寒くなってきましたが、美容と健康のためにも、ぜひ六甲山に、おいでください。
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