“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.
2022年9月28日
9月は台風や秋雨の季節。これらの雨が通り過ぎるたびに、山は都会よりも一足先に秋の気配が深まってきます。今日は、実りの秋の魅力をたっぷりとお届けします。
六甲ケーブル山上駅の横の駐車場から市街地の方を見下ろすと、山中に赤く色ずく植物を見つけました。クマノミズキです。クマノミズキは実ができると果柄が赤く染まってまるでサンゴ礁のように鮮やかです。
次に現れたのはイヌザンショウ。これもクマノミズキと同様に果柄が赤く色ずいて鮮やかです。
お次はヤマノイモ。果実と共にムカゴができています。八百屋でも時々目にするあのムカゴで、生でも食べることができますね。
サルナシも実が大きくなってきました。つる性でマタタビとよく似ていますが果実の形が違います。マタタビの実は先がとがってますがサルナシの実は細長い球形です。形はナシに似て猿が食べることから名付けられたそうです。味はキウイフルーツとそっくりで山の果実の中でも美味しさでは一級品です。
どんぐりも見つけました。コナラの果実です。これは街でもよく見かけますが、山上の方が早く大きくなります。
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秋咲きの花達も盛りだくさんです。
足元に釣鐘状の花を見つけました。キキョウ科のツルニンジンという花です。花が大きくて目立ちますが、見られる場所が少ないので、見つかると嬉しくなります。
次はコメナモミ。黄色い花の回りの総苞片(緑色)はねばねばしていて、果実ができたら他のものにくっついて種が遠くへ運ばれます。
ウドの花は、花火のように丸く広がる姿が幻想的です。8月ごろから咲き出していてそろそろ見納めです。
最後はナギナタコウジュ。ナギナタ状に片側に花を咲かせます。記念碑台付近ではまだ見かけませんが、標高が少し高い西お多福山付近で咲き出しました。
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このように秋の魅力満載の季節。平日にもかかわらず何組もの団体がビジターセンターを訪れました。
記念碑台には神戸新聞主催のハイキングの団体が集まっています。高校生の団体も来場して、セミナールームで六甲山の知識をお勉強しています。
希望者にはビジターセンターの施設のご案内や周辺観察(土日祝のみ)も可能です。
どうぞお気軽にご連絡ください。
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