2026年10月1日
今年も神無月に入りました。10月1日午前10時のガイドハウスの気温は、17℃。心地良い風が吹いています。
六甲山上の秋を感じに、ウォーキングです。
石垣から、白い花らしきものがでています。何だろう?

花火のような蕾がついているのは、ウド(ウコギ科)です。
“ウドの大木”という言葉がありますが、この草のことです。ウドは木ではなく草なのです。
ウドは、春の若芽のころは、食用として珍重されるけれど、成長すると役に立たないことから、ウドの大木と言われたようです。
涼しくなってきて、虫たちの活動も活発になっているようです。

ヨシノアザミ(キク科)にとりついているのは、クマバチです。アザミ類は、刺がいっぱいなのに、上手に飛び回っています。なかなかじっとしないので、シャッターチャンスは難しいのです。
また、飛び回っているのを見つけました。

雄しべが飛び出して白い花が咲いているのは、イタドリ(タデ科)で、アブたちが飛び回っていました。イタドリは、雄花を付ける雄木と雌花を付ける雌木があります。すぐに雌木が見つかりました。

よく似ている白さだけれど、もう少しアップすると、

小さいタネができているのが、分かるでしょうか?タネができるのは、やっぱり雌木ですね。
このチョウを見られたのは、ラッキーでした。

外来種だけれど、六甲山によくあるフサフジウツギ(ゴマノハグサ科)にとまっているのは、はるばる南国からやってきたアサギマダラです。フサフジウツギによくとまっているのを見かけます。キジョランなどガガイモ類が食草といわれていますが・・・
秋と言えば、ススキですが、ススキの花を知っていますか?

ススキ(イネ科)の穂から、何やら出ているのがわかりますか?これをズームアップすると・・・

ススキの花は、風媒花なので、虫たちに来てもらわなくてもいいので、地味で目立たなくていいのです。花粉を飛ばし終わった雄しべがぶら下がり、ゲジゲジのような形の濃紫色の雌しべが出ているところです。時期を少しずらして、自家受粉を防いでいるのです。
秋らしい花と言えば、リンドウ科でしょうか。2種類見つけました。

アケボノソウ(リンドウ科)です。アイスロードから登って来られた方が、アイスロードにたくさん咲いていましたよ、と教えてくれました。蜜腺の黄緑色と黒紫色の細点を曙(あけぼの)の月と星に見立てて、アケボノソウろ名づけられたそうです。何と風流ないい名前でしょう。
もう一つは・・・

ツルリンドウ(リンドウ科)です。紫色の線がもう少し濃く花びらに入っている印象があるのですが、これは、薄いので白い花のように見えますね。
これで、終わりと思っていたら、最後に、トンボに出会いました。

逃げるかな、と思っていましたが、近づいてもじっとしてくれていました。オオアオイトトンボです。よく見るともう一頭いました。カップルだったのかもしれません。
約1時間ほどのウォーキングでしたが、自然と大いに触れ合うことが出来ました。それが六甲山のいいところですね。
とても気持の良い季節になりました、ぜひ、六甲山で自然を満喫してくださいね。
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