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六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

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2024年9月13日

秋の六甲山上(極楽茶屋から東方へ)

街では9月に入っても猛暑が続き、今日も熱中症警戒アラートが発令、外出自粛の状態です。しかし六甲山の上では雲が沸き上がって涼しく、朝の気温は25℃。さわやかで過ごしやすく活動にはもってこいです。

今日は、いつも紹介している記念碑台周辺から少し離れて、極楽茶屋から東の方の様子をご紹介します。

ガーデンテラスの上の鉄塔には谷からガスが吹き上がってきて爽やかな景観です。

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極楽茶屋の前に植えられたブナの木は、少ないながらも果実を実らせています。

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こんな生き物も発見。ジョロウグモです。餌食がやってくるのを心待ちにしているのでしょう。

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秋らしい季節の花が咲き出しています。

おなじみのミズヒキです。

お次はキンミズヒキ。名前はミズヒキでも植物種としては別の仲間です。ミズヒキはタデ科、キンミズヒキはバラ科です。いずれも花が咲く様子から水引にちなんで名づけられたようです。

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お次はアキチョウジ。秋の六甲山ではおなじみの花ですが、記念碑台周辺では見かける機会がめっきり減ったように感じます。

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お次はホツツジ。記念碑台周辺にも点在しています。樹木では数少ない秋に咲く花の一つです。

花の形が可愛らしいので人気があります。

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こんな樹木を見つけました。カナクギノキです。記念碑台周辺で見ることがなくなったので嬉しい発見です。実を付けているのかと思ったら翌年の新芽です。中央の尖っているのが葉芽、両側の丸いのが花芽です。

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この季節は多くの樹木が果実を実らせています。まだ熟していないので色づく前です。

ウリハダカエデは六甲山の上部に多い落葉樹です。種を飛ばす大きなプロペラが特徴です。

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お次はキブシ。ブドウ状に丸い実をぶら下げています。記念碑台周辺にも見られますが、果実を付ける木が少ないので取り上げました。雄と雌が別株なので、雌株が見られないのでしょう。

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おなじみのアケビも見つけました。

つる状の植物自体はよく見かけるのですが、お目当ての果実を見つけるのは意外とできません。

 

お次はなかなか見られない植物です。キクバドコロと言ってヤマノイモの仲間でつる性です。ヤマノイモ同様に大きな翼のある実を付けます。よく似た植物にカエデドコロがありますが、葉の鋸歯の先が丸く、キクバドコロは尖っているので区別できます。

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六甲山上は頂上部が台地状でゆるやかです。西の方の三国池付近から少しずつ高度を上げて最高峰の手前までゆるやかな尾根が続きます。記念碑台はその中心辺りに位置しています。少し場所を移すと植生も異なっていろんな植物を見ることができます。高低差が小さいので、たまには足を延ばすのも良いものです。

 

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