六甲山ビジターセンター Mt.Rokko Visitor Center

六甲山の学び

“Facility introduction”, “Guide tour”, “HighKing trail” is translated into English.

てんきとくらす

YouTubeLIVE

ブログ

2016年11月13日

秋彩の六甲山とKOBE六甲全山縦走大会(第1回目)

11月13日(日)
六甲山ガイドハウスの午前9時の気温は19℃で、
小春日和でこの時期にしては、暖かな一日でした。

今日は、恒例の神戸市主催の六甲全山縦走の1回目が開催され、
トップバッターは12時40分ごろにガイドハウスの前を通過。
みんなで無事の完走を祈って、応援いたしました。

2016 KOBE 六甲全山縦走大会
神戸の背後に連なる緑のびょうぶ、六甲全山を西は須磨から東は宝塚まで、
尾根をたどりながら 1日のうちに、
自分の力で歩き通すのが六甲全山縦走(全縦)です。
コースは、六甲連山(須磨浦公園~菊水山~掬星台~東六甲分岐点~宝塚)
距離については諸説あるようですが、コースの距離は公称56km、
なお、神戸市発行の六甲全山縦走マップでは、
須磨浦公園-宝塚は53.0kmとなっています。
いずれにしても累計標高差は3,000mを超える道のりですので、
体力面、健康面など十分でないといけません。(平均所要時間13~14時間) 
「六甲全山縦走」といえば、登山愛好家・ハイカーのみなさんが
一度は体験してみたいとあこがれる、全縦の完走です。

最近は県外のからの参加者も増え、
神戸が誇る伝統的な山歩きイベントとなっています。
六甲山系の山々をひたすら登っては下り、進み一日で歩き通し、
早朝に須磨浦公園をスタートしても、
多くの参加者がゴールの宝塚の塩尾寺に到着するころには、
すっかり陽が落ちてしまいます。

ガイドハウス近くの六甲山郵便局では、恒例の甘酒の応援で喜ばれていました。
神戸市 六甲山全山縦走の2回目は、11月23日(水・祝)の開催です。

六甲山上の紅葉もそろそろ見ごろとなってきました。
六甲山小学校近くのオオモミジ

霧が谷のイロハモミジ

紅葉だけでなく、黄葉も綺麗です。コアジサイの黄葉

クロモジの黄葉

・・・錦秋の季節到来・・・

深い眠りにつくまでの木々たちの精一杯の表現とでもいいましょうか。
紅葉前線が南下し、日ごとに秋の深まりを感じ、季節はすすみます。
花こそ少ないですが、この時期ならではの見どころがあります。
緑から黄色、橙色、赤色と葉っぱのグラデーションに癒され、
晩秋の彩りを見つけては楽しむのもいいものですね。  
徒然草に、「折節の移り変わるこそ」と言う一節があります。

山装う季節
ガイドハウスの山の案内人による自然観察会にも、
ぜひ ご参加してみてくださいね。
山の案内人による自然観察会では、
季節の花や生き物など六甲山の自然について、
山の案内人の解説を聞きながら、
六甲山自然保護センター周辺のコースを約1時間ほど、
森林浴の散策をしていただけます。 

~山の案内人による自然観察会のご案内~
(天候などの諸事情により中止になる場合があります。)
 ・4月~11月の毎週土・日と祝日
  午前の部:11時~
  午後の部:13時30分~
 ・無料
 ・所要時間は約1時間です。
 ・集合場所:六甲山ガイドハウス玄関前

※多人数のグループでご参加の場合は事前にご連絡ください。
 お問い合わせ:078-891-0808(六甲山ガイドハウス)
   

過去の投稿